(2023年1月30日 リライト)
我が家では自宅学習(パパ塾とママ塾)で中学受験に挑んでいます。
パパ塾は塾に比べて圧倒的に費用が安いことが利点です。
(中学受験の費用に関しては過去記事をご覧ください。)
一方、複数の弊害(問題点)も存在します。
今回と次回の記事を読むことで、実際にパパ塾で受験に挑んだパパが考える弊害を理解してもらえると思います。
パパ塾やママ塾で受験を考えている方の参考になれば幸いです。
パパ塾の弊害とは
私が考えるパパ塾(ママ塾)の弊害は、
- 親が怒ること
- 親が手取り足取り教えてしまうこと
- 受験指導のアマチュアであること
だと考えます。
今回はその中で一番の問題である、「親が怒ること」について解説していきます。
「親が怒ること」について
勉強を教える中で、自分で一番良くないなと思うのが怒ることです。
子育てに関する本やサイトを見ると、絶対に怒らずに良いところを褒めなさいと書いていますよね。
ただ、なかなかうまくいかない……。
自分の子どもだけに期待をかけすぎてしまったり、前やった間違いを繰り返すことや宿題(課題)をやっていないことに腹が立ったり。
人によっては、仕事の考え方を子供の勉強にも持ち込んでしまったりもあるかもしれません(私がそうでした)。
とにかく怒ってしまいがちなんですよね。
特に親が本気で子どもの勉強に向き合えば向き合うほど、子供の勉強に対する温度差で腹が立ちやすい気がします。
(特にパパが教えるとその傾向が強いようです。)
一番大事なこと
勉強に限らず、子どもにやる気を持って取り組んでもらうために一番大事なことは楽しむことです。
(詳しくは過去記事もご覧ください。)
どのように勉強を楽しむかは人それぞれです。
ただ、どんな場合であっても怒ってる人と一緒では楽しめないですよね。
怒り方で気を付けていること
私は仕事でも結構厳しくて、ついそのノリで子どもに怒ってしまいがちでした。
家庭内でも妻に怒り過ぎだと怒られるくらい(苦笑)。
こんなことを書いていると、怒らないようになったのか? と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
今でも、課題をさぼっていた、復習をしていなかった、などに関しては怒ることがあります。
ただ、感情的にならないこと、引きずらないことの二点は気をつけています。
そうするようになってパパ塾の授業の雰囲気は良くなった気がします。
パパ塾での子どものストレス
パパ塾で受験に挑むなら、本当は全く怒らないくらいがちょうど良いのかもしれません。
家庭内学習のみで受験に挑むというのは、子どもにとって辛い状況に陥る可能性があります。
受験という苦労を共にできる友達も居らず、勉強で嫌なことがあっても逃げ場が無いですから。
子どもは親が思っているよりストレスをため込んでいるのかもしれません。
中学受験というのは高校や大学受験と違い、進学するだけであれば本来必要が無い努力です。
そんな努力をしている子どもをもっと認めてあげて、親は子供を尊重するべきです。
その結果、怒らないから成績が落ちるなんてことは起こらないと思います。
私も今から3か月と少し、怒らずに受験に付き合っていこうと思います。
最後に
今回記事を書くにあたって、色々な本を探してみました。
自宅で受験勉強を教えるわけじゃなくても、親って悩みが尽きないですよね。
まだまだ色々勉強しないといけないな、と思います。