パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

子供のやる気を上げるには

 うちの次男は現在小学6年生、所謂進学塾には通わずに、パパ塾メインで受験勉強を教えています(社会はママ塾にお願いしています)。

 

 今日は「やる気」について書こうと思います。

 

子供の「やる気」

シンプルに楽しいかどうか

 我が家のように本格的に家で受験勉強を教える、なんてシチュエーションは稀だと思いますが、勉強に限らず子供がやる気になってくれない、というのは親からするとあるあるかなと思います。

 

 次男の中学入試をパパ塾で教えながら思ったことをブログに書いていますが、うちの家は男の子三人兄弟、みんな個性も違うし親が望んだ行動なんてしてくれません。

 ただ、次男の勉強を教えている中で、「やる気」の出させ方について感じたことがありました。

 それは、シンプルに楽しいと思えるかどうか、です。

 

 勉強でも、他の習い事でも、子供が自分で楽しいと思えることはやる気になります。

 逆に、親から「〇〇しなさい!」と強要され、義務感でやっているようなことはやる気を失っていくようです。

 

勉強が分かることが大事

 では、勉強をやるうえで楽しいと思えるのはどのような状況でしょうか。

 子供の学年や性格、受験までの時間などの状況によって答えは様々だと思うのですが、勉強した内容が分かるようになってくると楽しいと思える場合が多い気がします。

 

 単純に問題が解ける楽しさを感じてくれる子も居れば、他の子と比較して自分ができることに嬉しさを感じる子も居ると思います。

 低学年の子どもであれば、問題ができたらシールやポイントをあげる、なんていう方法も聞いたことがあります(うちの長男で試したときはうまくいきませんでしたが(苦笑))。

 逆に高校生くらいになれば自分をシミュレーションゲームのキャラクターだと考えて、勉強すればパラメーター(学力)が伸びるので、ゲーム感覚で勉強を進めるなんてのも面白いのかもしれません。(勉強は方法(内容とやり方)を間違わなければ、時間をかけると学力が上がるので、まさしくリアルシミュレーションゲームみたいなものです。)

 

「予習」は大事!

 では、勉強が分かるようになるにはどうすれば良いのか?

 学校や塾の中で成績を上げたい、勉強の理解度を上げたい、と考えるのであれば予習(先取り学習)が有効だと思います。

 予習することで、学校や塾の授業が復習のようになるため授業に余裕が持てる、内容も理解しやすい、という好循環が期待できます。

 

 ただ、パパ塾では使えないんですよね……。

 じゃあどのように学力を上げるのか。うちでやってる方法論は次回書きたいと思いますが、学力が上がるまで(理解するまで)の過程は楽しくないので続かない、という場合も多いです。

 褒めながら、成功体験を積み重ねさせながら、如何にして楽しい気分にさせるか、これこそが勉強を教えるうえで一番気を付けないといけないことだと思います。

 

怒らないこと

 重要なのは、以前も書きましたが怒らないこと。怒ると楽しい気分になれません。

 親心としては心配だから、子供に期待しているから怒ってしまうのですが、怒ることでますます子供はやる気を失ってしまいます。

 宿題をしていない、塾で成績が落ちた……色々と言いたくなることってありますが、まずは怒らず、楽しみながら勉強させるにはどうしたら良いかを考えるべきだと思います(私自身まだまだなのですが……)。

 

目標の立て方

 もう一つは、大きい(遠い未来の)目標を立てるのは構いませんが、あまりに遠い目標だと何をして良いか分からなくなります。

 身近な目標を一歩ずつ達成させる(成功体験を積み重ねる)方がやる気につながると思っています。

 遠い未来の目標は一応立てておくにしても、まずは身近で達成可能な目標を細かく立てていくようにしましょう。

 

参考書籍

 今回の内容を書いた後で、大変共感した本がありました。

 受験勉強を教えるなんてシチュエーションじゃなくても、子供を持つ親ならば勉強になる内容だと思います。