パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

6年生秋 ー学校説明会・個別相談会に参加しましたー

 

 我が家では次男の中学受験を「パパ塾」で目指しています。

 6年生秋になりいよいよ入試が近づいてきました。

 

 6年生秋には模試もあるのですが、各学校が主催するプレテストやそれに付随する学校説明会も多くあります。

 この秋に開催されたC(第一希望の学校)の説明会を含めて参加してきたので、それを含めて学校説明会や個別相談会で印象に残ったことをまとめておきたいと思います。(今回はあくまで私の体験が主です。説明会で聞くべきこと、聞いてよかったこと、注意事項などは次回の記事に書こうと思います。)

 

 

中学入試学校説明会・個別相談会

第三志望Aの説明会(プレテスト試験中に開催)

 第三志望のAのプレテスト中に学校説明会があったため、まずはそちらに参加してきました。

 プレテストの結果に関しては後日報告しようと思いますが、そんなに人気が無いのかな(失礼!)と思っていたAに想像より多い生徒が受験されていてちょっとびっくり。

 

 この時期の説明会は入試が近いということもあり、春頃の説明会のときと異なり当然ですが学校紹介よりも入試の説明会がメイン、いよいよ入試が近いということが改めて感じられますね。

 具体的には出願に関する説明、昨年度入試の講評、今年度入試の展望、個別相談会という内容でした。

 

 出願に関することは親が責任をもってしなければいけないのでちゃんと聞かなければいけないのですが、私はパパ塾で勉強を教えている関係で入試の内容も聞き漏らさないよう必死に聞いていました(笑)。……そこまで目新しい内容は無かったのですが。

 

 個別相談会はよくある先生が待っているブースに行って話をするという形式ではなく、説明会の会場で個別相談したい親が挙手すると座る位置まで先生が来てくれるという形式でした。

 個別相談会で聞いた内容は次回まとめますが、個別相談されている親はだいたい2割程度、答えてくれた先生は中学校の校長先生もしくは入試広報担当の先生で、とても親身に答えてくださいました。

 偏差値的にはそこまで高くない学校なのですが大学進学実績は非常に優れていて、学校で大学受験対策をされているところや、比較的少人数の学校であるため教師が生徒をよく見ている(と思われる)ところは好印象でした。

 

 ただ他の方と近いところで個別相談していたため、隣で相談されている方が「うちの子は〇〇の活動をしていて……」や「△△の賞を受賞して……」など相談というより必死にアピールされているのが丸聞こえでした。

 そこまでするべきなのかとその親に対して少し尊敬する気持ちもありましたが、正直ドン引き(苦笑)。

 もしかしたら心証がよくなって合否に影響する可能性もあるのでアピールするべきなのかもしれませんが、私はそこまでしないと合格できないなら縁が無かったのだなと考えてしまいそうです。薄情なのでしょうか……。

 

第一志望Cの個別相談会(五ツ木・駸々堂模試特別回中に開催)

 五ツ木・駸々堂模試特別回は関西の多くの中学校を会場としているため、志望校で実際に受験することができます。

 

kishi-john.hatenablog.com

 うちの場合は当然第一志望のCで受験しました。

 

 五ツ木・駸々堂模試特別回は関西の多く中学校が受験会場になっていますが、全ての学校ではないため家から近いなどの理由で志望校以外の受験会場を選ぶ生徒も居られると思います。

 ただ、Aのプレテストとは比較にならないほど多くの生徒が受験しに来ていたため、私の方が雰囲気に呑まれてしまいそうでした。

(後で調べると、特別回は6年生だけでなく5年生も受験できるとのことでした。それにしても多かったですけどね。)

 

 会場となっている中学校により内容は異なりますが、五ツ木・駸々堂模試特別回は試験会場となっている学校で説明会や個別相談会などのイベントが開催されることが多いようです。

 

 Cは個別相談会を開催するとのことでした。

 試験当日、子供を試験会場に送り出したは良いものの個別相談会に関して何も掲示されていなかったため、いつどこに行ったら良いのか、それ以前に本当に開催されるのかよく分からない状況でした。

 学校、もしくは五ツ木・駸々堂模試の関係者と思われる人を捉まえて聞こうにも、皆さん受験生の案内で忙しそうで声をかけられず……。

 

 試験開始を待って手が空いた案内係の方に伺うと、個別相談会の待合室を案内していただけました。

 控室には保護者が50名程度居られました。個別相談会の会場が分からず帰った人も居そうな気がします。

 

 個別相談会自体は待合室前方に3ブース程ブースを設けられて、入試担当もしくは校長先生が個別相談に乗ってくださるというものでした。

 

 こちらも個別相談で聞いた内容は次回にまとめますが、私は個別相談のとき最初に行くのを躊躇ってしまいます。待つメリットは無い、むしろ早く聞いた方が良いと思うのですがつい周りの雰囲気を見てしまうんですよね。

 他の保護者の方も、多くは周りの雰囲気を見て牽制しあっている(気がする)のですが、そんな中最初に相談に行かれる方は凄いな、と感心してしまいます。大体そのような方は相談が非常に長いのですけど……。

 

 後日学校説明会に参加することが決まっていたため説明会を聞いたうえで個別相談したかったという思いはあったのですが、相談に乗ってくださった先生はとても親切で、本来説明会で話してくださるような内容も含めて相談させて頂きました。

 

 学校の教育方針は一言で言うと自由と自主性。学習にも自主性を求めるという話でしたが、校則などはほとんど無く何をしてはいけないかを含めて自分で考えさせるというものでした。

 また、基本的に学校で大学入試対策までしているため塾に通う必要は無い、むしろ学校行事に積極的に参加してほしいので中学生の間は塾に通わせないでほしい、ということも話されており非常に好印象でした。

 学校の設備、環境などのハード面、教師(あくまで出会った範囲ですが)の指導方針などのソフト面いずれも非常に魅力的、なんなら私自身学生時代にこの学校に通いたかったと思うほどでした。

 

 当然私がどう感じたより次男がどう考えるかが重要なのですが、後日聞いたところやはりこの学校が一番気に入ったようでした。クラブに積極的なところや学生がいきいきしている雰囲気がよかったそうです。

 

第一志望Cの学校説明会・個別相談会

 個別相談会に参加した後、学校説明会に参加するという意味で順番が通常と前後しましたが、学校説明会にも参加してきました。

 次男と二人で参加しようと思っていたのですが、次男と相談した結果家で勉強してるとのことだったので私一人での参加となりました。

 

 参加するにはホームページから申し込みが必要で、人気の学校のためかコロナ対策で人数を減らしているからか、6年生の保護者・生徒しか参加できないとホームページに記載されていました。それにも関わらず受付開始後早期に申し込みがいっぱいになっていました。

 

 昨年もホームページに同様の記載があり申し込みを断念していたのですが、今年説明会に行ってみると結構小さい子供連れが多い……?

 お兄(姉)ちゃんが受験生で弟(妹)を連れてきているのかなと思っていたのですが、校長先生が子供の学年に挙手させたところ5年生の保護者も結構居る上にそれよりも下の学年の子の親もちらほら……、ルール守りましょうよ。

 

 少しだけイラっとしつつ説明会に参加。校長先生を始めとした先生方が学校の方針など詳しく説明された上に、入試に関する講評や今年の展望なども聞けて有意義でした。

 

 卒業生のお話も聞けたのですが、在学中とても充実していたと楽しそうに語られていました。

 そのお話の中で「この学校に6年間在籍できて幸せでした」と発言されていて、(学校説明会なので悪いことは言わないでしょうが)そのような感想を持てる学校というのは素晴らしいなと感動してしまいました。

 やはり次男はこの学校に通わせたい! と親が勝手に決意を新たにしました。

 

 ちなみに学校説明会の後にも個別相談会があり、その際にも前回聞き忘れたことがあったので参加してきました。

 個別相談の内容は次回に持ち越そうと思いますが、入試の際にどの程度の問題ができれば合格点に達するのかなどかなり具体的な内容に言及していただき、これもとても有意義でした。

 

 

最後に

 第二志望のBはプレテストが12月に入ってからと遅く、個別相談会もプレテストの際に開催されるとのことだったため未だ参加できていません。

 こちらもプレテストを受けてきた感想などと併せて後日報告します。

 

 受験に挑んでいる体験をあまりかけていないなと思い、今回は私の学校説明会や個別相談会に参加した報告を書きました。

 今回の記事を読んでくださった方には非常に感謝しますが、学校説明会や個別相談会で具体的に何を聞くべきか、何を聞いたら参考になったか、参加するうえでの注意事項は……などの方が読んでくださる方に有意義だと思うので次回はそのような内容を書こうと思います。

 

 今週末は最後の五ツ木・駸々堂模試である第6回が開催されます。

 前回も書いたように偏差値が大幅に足りない中での受験……、偏差値なんか関係ない! と子どもには言いつつも少しでも良い成績を出してもらえるように足掻いてみようと思います。

 

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 この記事をご覧の方でこの春受験される方、今後受験される方にもいい結果が出るよう願っています。

 残り2か月、お互い頑張っていきましょう。