(2022/11/26タイトル、一部内容を修正しました)
自宅学習(「パパ塾」)で中学受験に挑んでいますが、いよいよ入試が近づいてきました。
この秋に開催された模試やプレテストもほとんどが終わり、一部を除き結果も返ってきました。先日受験した五ツ木・駸々堂模試特別回がかなり前に返ってきていたのに記事にしていなかったため報告しておこうと思います(この書き方で結果はお察しなのですが)。
また、模試の振り返りを通して今後の対策、特に算数のミスを減らす対策も考えています。
そちらも参考にしていただければ幸いです。
五ツ木・駸々堂模試特別回結果
うちの次男は模試に関しては五ツ木・駸々堂模試しか受けていないのですが、先日最後の第6回が終了しました。おそらく第6回の結果返却は来週末か再来週になると思うので、返ってきたらまた報告します。
それと別に、今回は以前に開催された特別回の結果についてです。
まず五ツ木・駸々堂模試とは、それも特別回とは何かということについては以前に記事に書いているので参考にしてもらえればと思います。
結果
まず各教科の偏差値ですが(小数点は四捨五入しています)、国語46、算数54、理科60、社会51、4教科53……。かなりボロボロですね。
第一志望のAはF判定、BもF判定、CはC判定という結果でした。
算数の振り返り
算数では根本的に分かっていないわけではないのにちょっとしたミスが多いという印象でした。
ミスを減らす、というのは簡単なようで非常に難しい問題です。
ミスを減らすため、「ミスしないようにしなさい」なんて言ってできるようになるわけがありません。
今まで色々な言い方でミスを減らすことを目指していたのですが、なかなか減りませんでした。
今回の結果を受けて入試に向けての重要課題の一つがミス対策と分かった(再認識した)ため教え方を変えてみようと思います。
どのように教えるべきか考えた結果、ミスのパターン別に対策するのが良いと思っています。
ミスのパターン
算数においてミスのパターンは色々な分類の仕方がありますが、大きく分けると以下の3パターンかなと思います。(細かく分けるともっと多くのパターンに分かれるのですが、ここでは3パターンで解説します)
①計算ミス
単純な間違いと、計算途中などで数字を書き間違うという二つのパターンがあります。
②結果の書き間違い
単純に計算結果を書き間違えるパターン、単位を間違っているパターンと、書かなければならないものを間違うパターンがあります(Aの結果を聞かれているのにBの結果を書くなど)。
③問題の意図の読み間違い
そもそも何をしなければいけないのか間違っている、どのような解法を選択するべきか間違っている、問題文の主語と述語を正しく読み取れていないなどのパターンがあります。
パターン別ミスを減らす方法
ではその3パターンに関してミスを減らす方法を考えます。
①計算ミスを減らすには
まず絶対にやるべきなのは、計算用紙(問題用紙の計算のための余白)を分割し、どの問題をどこに解くか決めることです。
これにより、見直しをするときにどこを見ればよいのか分からなくなることが防げます。また他の問題の計算とごちゃ混ぜになってどの数字が何なのか分からなくなることも防げます。
また、計算スペースを十分に確保することで字を大きく読みやすく書く意識付けもすると書き間違いを減らせると思います。
……この方法は今までも説明していたのですが次男は実践していませんでした。
第一志望のCという学校は過去3年分だけ実際の入学試験をPDFデータでダウンロードできるため、実際の試験を使ってやり方を見せてみようと思っています。
次に、計算をミスしやすそうな場所だけでも良いので問題を解いた時に見直すようにします。
最後に見直しの時間を取るのがベストなのですが、どんな計算だったか、何をしていたのか思い出すために少し時間がかかることもあるのですぐに見直すことにもメリットがあります。
この際、ミスしそうな部分を見やすくする意味でも計算スペースを区切るのは有効です。
②計算結果の書き間違いを減らすには
書き間違いという意味では①で説明した計算途中の書き間違いと似ているのですが、結果が出てから答えの欄に書く際にミスが起こることはしばしば認められます。
計算や解法自体は合っているのに……、と非常に悔しい思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか?
このミスは、答えを書くときに3つの確認をすると減らすことができます。
それは、答えを回答欄に書く際に計算用紙の答えと同じか確認する、答えの単位を確認する、何を聞かれているのか確認するという3点です。
③問題の意図の読み間違いを減らすには
文章題で問題文に書かれている状況(問題文の設定)や、何をしなければいけないのかというような部分でもミスが起きることがあります。
何をしなければいけないのかというのは、答えとして何を聞かれているのかという部分で②の内容とも重なるのですが、このようなミスを減らすために問題文を読むときに重要な部分に下線を引くのが(オーソドックスですが)有効かなと思います。
その他のミスとして、解法の選択を間違うというのがあります。
これはミスというより本質的な内容になってくると思うのですが、こういったミスを減らすには同じような問題を繰り返し解く、以前からこのブログで紹介しているパターン別演習が有効かなと思います。
特に志望校が決まっている状況では、過去問をパターン別に繰り返し解くことでそういったミスを減らすことも期待できると考えています。
国語の振り返り
今回特に足を引っ張ったのは国語です。国語は結構得意だと思っていたのですが……。
細かく見ていくと、国語の大問(文章題)をまるまる一問ほとんど間違えており、次男に確認すると時間配分を間違えてほとんど解けなかったとのこと。
文章題対策
昨今の中学入試に置いて国語の文章題は説明文と物語文の二問が出ることが多く、学校によりますが比較的短い時間でかなりの量の文章を読ませる問題が多くなっています。
文章問題を解くうえでのテクニック的なこととしては、先に問題を読んでから文章に取り掛かる、線を引きながら読むなんて方法がありますが、どんな方法で取り組むにしてもある程度短時間で文章を読めなければいけません。
今から入試までの短期間で劇的に文章を読むのが早くなるなんて方法は無いので、国語に関しては時間配分を間違えないように練習する、志望校の問題傾向をつかむなどの目的でも過去問をやり込むくらいしかないかなと思っています。
具体的には一年分(一回分)の過去問をちゃんと時間を計りながら解く、という当たり前のことをやっていくしかないですね。
国語は今までどちらかと言えば得意な方だと思っていたので、こんな風にコケてしまうことがあると再認識させられました。
理科の振り返り
今回の模試の中では、理科は比較的点数が取れた方かなと思います。
以前から苦手意識を持っていた人体の範囲はまずまずできていました。
前回の記事でも書いていた苦手対策が結果に出てきたのかなと思います。
ただ、てこの範囲と動物の範囲があまりできていなかったため、これらの範囲はもう一度見直しが必要そうですね。
最後に
今回もまた五ツ木・駸々堂模試は惨敗でした。
はっきり言って第一志望のCは厳しい成績です。
ただ、模試と入試は問題の傾向も全然違うので、反省すべきところは反省して、今回の記事に書いたような対策を練りながら入試本番に向かおうと思っています。
関西の入試まで残り50日、なんかこっちまで緊張してきますね。
私も、当然次男も頑張っていきますので、応援してもらえたら嬉しいです。
この記事をご覧の方も良い結果が得られることを願っています。
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