(2023/2/13 リライトしました)
我が家では、次男(小学6年生)が自宅学習(パパ塾)で中学受験を目指しており、私が教えたり調べたりしている中での出来事や感じたことをブログに書いています。
いよいよ12月に入り、長かったようで短かった秋の模擬試験・プレテスト・学校説明会(個別相談会)のシーズンも終わりです。
今回、入試前最後の試験になる第二志望Bのプレテストを受験してきました。
子どもがプレテストを受験している間に、私は保護者対象の学校説明会を聞いてきたのでそれも併せて報告します。
第二志望Bプレテスト・学校説明会
第二志望のBとは
以前の記事でも紹介しましたが、大阪にある進学校でスポーツに関しては全国的に有名な学校です。
入学時のコースは二つ設定されています。
(ここでは便宜上「特進コース」と「普通コース」と表記します)
五ツ木の偏差値は特進コースで66、普通コースでも60前後と難関校の一つと言えるかなと思います。
非常にきれいな校舎、優秀な進学実績、熱い教育方針など前回の学校説明会の時に心惹かれる学校ではあったのですが、家から若干通いづらいのがネックでした。
プレテスト
関西のプレテストは先日の記事でも紹介した通り今年度分は終了しました。
来年以降の参考にする場合などは、以下の記事で今年の日程を確認して頂けたらと思います。
Bのプレテストは非常に遅い時期に開催され、腕試し的な感覚で上位校(より難関校)受験予定者が受けに来ることも多いのだとか……。
そのためなのか分かりませんが、今年のプレテスト受験者は1000人以上にもなったとのことです。
そんなに多くの方が受験するとは知らず、驚きました。
プレテスト対策
プレテストは、例え第一志望ではなくてもモチベーションに関わりますしある程度対策して受験するべきと思います。
具体的には過去問を第一志望なら5年分程度、第二志望以下なら2-3年分は解いた方が良いのではないかと考えます。
そうしなければ、入試対策としてプレテストを受験する効果が落ちてしまうのではないでしょうか。
出題される分量や時間配分など過去問対策をしたうえで受験し、さらにプレテスト結果を反省することが点数向上の効果が高いと考えるからです。
では、次男がそこまでやったかというと……、実は十分にはできませんでした。
第一志望のCはプレテストを開催していなかったため、先日某塾の予想問題による模試を受験したのですが結果はあまり良くありませんでした。
今後のことを考えた時に、プレテストで良い点を取ることで自信を持ってもらうのも一つの作戦だったのですが……。
付け焼刃でそこまで良い点が取れる気がしなかったこと、次男自身もC(第一志望)の対策を優先してやりたがったこともあり、Bの対策は過去問1年分程度しかやらなかったのです。
プレテスト受験後の感想
プレテストの結果はこの記事を書いている時点では返ってきていないのですが、全体的には難しかったと感じたようでした。
国語に関しては、記述問題が全然書けなかったみたいです。
今後、時間配分にもう少し慣れることで多少は改善すると思います。
ただ、記述に関してもう少し積極的に書く意識を持ってもらいたいところです。
ポイントが外れていなければ部分点が見込めるので……。
算数に関しては、解けた(と思っている)問題と解けなかった問題に関して聞いてみると概ね予想通りでした。
基本的な問題で解けなかったものもあったようでしたが……。
もう少し全体的な問題を解く精度を上げたいと思いますが、ケアレスミスが減らせたかどうかがネックになってくるかなと思います。
理科は(過去問も)比較的難しいため、過去問を解いている時と同じような手ごたえだったようです。
社会は過去問よりも難しくなっていたようで、少し落ち込んでいました。
全体的には満足できない手ごたえだったようですが、私はここから入試までの1か月と少しでもう少し点数は上がると思っています。
今回の結果を活かせるように残りの期間頑張っていきたいですね。
学校説明会
プレテスト中に学校説明会や個別相談会を開催される学校は多いのですが、今回は学校説明会でした。
時期的におそらくほとんどの保護者の方にとって最後の説明会なのではないかと思います。
以前の記事で学校説明会の注意事項、何に注目するかなどをまとめているので参考にしていただけると嬉しいです。
学校説明会はBの体育館で開催され、満員に近い(数百人)の保護者が説明会を聞きに来られていました。
校長の挨拶後、前回の説明会の際にもお話をされていた教頭先生が学校や入試に関する説明をされ、その後に卒業生によるプチ座談会といった形式でした。
なぜか私が今まで参加した学校説明会は教頭先生が話をされる場合が多く、しかも皆さん話が上手いのですが何故なのでしょうか……。
Bの教頭先生から伺った話の中で印象に残ったのは、
- 入学時の偏差値と比較して大学進学実績が良いこと
- 授業時間が非常に長いこと
- 課外活動は魅力的であること
の三点でした。それぞれに関して簡単に説明します。
入学時の偏差値と比較して大学進学実績が良い
Bの特進コースは比較的偏差値が高いといっても、普通コースはそこまで偏差値が高くありません(といっても次男には十分難関なのですが……)。
説明会を聞いているとコース分けはそこまで絶対的では無く、入学後の授業の進み方はどちらのコースもほとんど変わらないよう。
また、入学後にコースの入れ替えも多そう。
つまり、普通コースでも難関大学進学の可能性があり、実際そういうケースも多いようでした。
関西には難関校が多数あり、Bと同程度の大学進学実績を残す学校はBよりも難関校ばかり。
何が言いたいかというと、Bは中学入学時点での偏差値で劣る生徒を難関大学に進学させることを売りにしているということでした。
授業時間は非常に長い
では難関大学進学を可能にしているのもは何かというと、授業時間(コマ数)が多いことです。
土曜日を含めて非常に長い時間学校に居ることになります。
毎日登校時と下校時に小テストがあり、勉強の面では非常に管理されている印象でした。
その代わり、塾に通う生徒はほとんど居られないようです。
(塾に通わなくても難関大学合格を目指す教育のようです。)
環境に慣れてしまえばそれほど苦痛でもないのかもしれませんが、子どもによっては合わない可能性もあると思います。うちの子どもはかなりマイペースなため、正直不安です。
進学にはかなり覚悟が必要かもしれません。
……まず第二志望と言えども合格できるかどうかなんですけどね。
ただ、大学受験を考えると学校+塾という一般的な受験生(他の進学校の生徒)の生活よりは、塾に時間を取られないぶん余裕がある可能性もありそうです。
課外活動は魅力的
クラブや色々な学校行事、宿泊を伴う行事など学校行事は多く、子どもたちが楽しいと思えることを重視している印象でした。
普段の授業など学校の拘束が長くなっているぶん、課外活動は楽しくということでしょうか?
最近はどこの学校に行っても生徒主体の課外活動をされており、私たちの時代とは違っているなと感じます。
最後に
第二志望Bのプレテストと保護者説明会に行ってきました。
プレテストの出来は微妙なようですが(近日中に結果は報告します)、入試に向けて今回の結果を糧にさらに頑張っていこうと思います。
この記事の公開日から関西の中学入試(次男の中学入試予定日)まで残り39日です。
いよいよ40日を切ってきました。
悔いが残らないよう、ここからの時間はできるだけの対策をしていこうと思います。
この記事をご覧の方も、良い結果が得られますよう願っています。