パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

出願時の写真撮影 【スマホで撮影】

 

 我が家では、次男(小学6年生)が自宅学習(パパ塾)で中学受験を目指しており、私が教えたり調べたりしている中での出来事や感じたことをブログに書いています。

 

 以前に出願が始まっていることを書いたのですが、出願期間がやや遅いA(第三志望)以外の出願が終了しました。

kishi-john.hatenablog.com

 

 今回と次回、二回に分けて出願に関する話題を書こうと思います。

 今回のテーマは「出願用の写真撮影」に関してです。

 

 出願の方法の主流が、以前の紙での出願からweb出願に変化し、スマホで簡単に出願できる学校も多数あります。

 そんな中、出願の時に一番困るのは写真撮影ですよね(私の主観です)。

 今回はそんな写真撮影を我が家ではどうしたか報告します。

注意:今回の記事で紹介した写真撮影は我が家の場合であり、全ての中学校に有効というわけではありません。今回の記事を参考にしていただけると嬉しいですが、特に面接がある中学校などでは写真撮影にもっと気を使った方が良いと思われます。必ずご自身で判断してください。)

 

 

中学入試出願時の写真撮影

写真の条件確認

 最近はmiraicompassなどのweb出願が多いようですが、写真に関しては出願時にデータを添付するだけで良いのか、プリントアウトした写真が必要なのか、プリントアウトしたものが必要ならサイズや枚数は? など色々と確認が必要です。

 

 我が家の出願校はいずれもweb出願であったため、スマホで写真撮影しそのデータを出願ページにアップするだけという簡単なものでした。

 

 また、出願時の写真撮影は、受験当日から3か月以内という決まりになっている学校が多いようです。

 学校により条件が異なる場合があるかもしれないため、募集要項を必ず確認してください。

 

写真撮影の方法

 私が中学受験した時代(おそらく30年くらい昔でしょうか……)は、中学受験の写真撮影といえば写真館に行きおめかし? して撮影するのが一般的でした。

 今でも写真館に行って写真撮影されている方も居られると思うのですが(実際一番多いようです)、スピード写真を利用される方や、昔と異なりスマホで撮影する方も居られます。

 

 どのように撮影しようかと考えた時、受験を解説されているサイトを見ると①写真館→②スピード写真→③スマホ撮影の順で勧められていました。

 

写真館

 写真館に行くメリットはプロが撮影してくれる(受験用の写真に慣れている、クオリティーが高い)ことだと思います。

 デメリットは写真館に行かなければならないことと、費用が高いことです。

 

 写真館に行くのはどうしようもありません。なるべく近くの写真館で済ませるなどの対応しかないと思います。

 値段に関しては、全国展開の写真撮影をしてくれるチェーン店だと2000-3000円(サイズ、補正有無等により値段が異なる)だそうです。

 ……こう聞くと意外と安い? チェーン店で無い場合はもう少し費用がかかるかなと思われます。

 

 出願写真も成長の記録(思い出の一枚)として残すと考えると写真館も良いのかもしれません。

 

スピード写真

 スピード写真で撮影した場合web出願に必要なデータはどうするのかと思っていたのですが、最近はスマホに画像データを保存できるようになっているため心配ないようです。

 スピード写真のメリットは、駅や商業施設など写真館と比べると身近にあることが多く撮影時間も含めて時間があまりかからないこと、写真館に比べて費用が安いことです。

 デメリットは、スマホ撮影に比べると費用は高いこと、写真館に比べると上手く撮影できないことです。

 

 写真撮影に関しては納得できるまで撮り直しできるものもありますし(むしろ主流のようです)、有名な方法ですが膝の上に白いハンカチなどを置いて撮影すると、顔に光が反射して綺麗に撮影できるようです。

 

スマホ撮影

 スマホやデジカメでの撮影は何といっても早い、安い(無料)なのが魅力。

 他のサイトやSNSではスマホで撮影なんてもってのほかという意見も見られましたが、私は全く問題ないと判断しスマホで撮影しました。

 問題ないとの判断はカメラの性能の向上、スマホアプリの存在も関係しますが、一番は中学校側としても「この子はスマホで撮影した写真だから不合格」なんて判断はしないだろうと考えたからです。

 また、履歴書を撮影するための無料スマホアプリも複数存在し、それを使えば撮影の補助(顔枠の表示など)や撮影した写真の自然な補正まで簡単にやってくれるのでストレスを感じませんでした。

 

 撮影はパパ塾の合間にちょっとした休憩を兼ねてしました。他の撮影法ならここまで手軽には撮影できないので、勉強時間を確保する意味でも良かったかなと思います。

 また、印刷(現像)に関しても最近のweb出願に限れば必要無いので、撮影したデータをそのままスマホでアップするだけで出願できたのでお手軽でした。 

 

服装や髪型

 服装や髪型、不適切な写真に関しても記載しておきます。

服装

 小学校に制服がある場合は制服で撮影するのが一番です。

 そうでない場合、どのように写真撮影した(するべき)かという解説サイトなどを見ていると、「Yシャツ+ベスト、もしくはカーディガンやジャケット」と記載されているものが多いようです。

 

 ただし、スマホ撮影の項目で述べたように写真の出来で合格・不合格の判断はしないだろうと考え、我が家では普段着に近い恰好で撮影しました。

 

 自宅で撮影したことで背景を白にせざるを得なかったため、白シャツを着て撮影するとぼんやりする写真になりました。

 背景が白の場合、紺や黒のベストなどを着て撮影するのが良さそうです。

 

髪型

 写真撮影時の髪型に関しても基本的には合否に影響しないと思いますが、数点だけ注意が必要です。

 

 まず第一に、出願時の写真を使って入試当日本人確認をするため、あまりにも試験当日と雰囲気が異なる写真は使用しない方が良いと思われます。

 次に、目元が隠れてしまうようなものは印象はともかくとして(印象も悪いでしょうが)、本人確認という意味でも望ましくありません。目元が出るよう髪を切るか、前髪を横に流すようにした方が良いです。

 

 以上を踏まえ我が家では、ちゃんと顔が出ていて寝癖が無い写真なら問題ないと考えて撮影しました。

 

不適切な写真

 以下は実際に第一志望のCに出願した際、不適切な写真例として挙げられていたものです。

 

  • ピントが合っていない
  • 背景が無地でない(野外撮影など)
  • 帽子をかぶっている
  • 目を閉じている
  • 目元が見えない
  • 照明がメガネに反射している

 おそらくほとんどの学校で同様の条件だろうと思うので参考にしていただければと思います。

 

最後に

 我が家では今回の記事に記載したように、写真撮影に気合を入れるよりその時間を少しでも勉強に充てようと考え、かなり簡単に写真撮影は済ませました。

 

 当然、写真館(やスピード写真)で撮影するメリットもあり、それらの考えを否定するつもりは無いのですが、いかんせん我が家では(学力的に)かつかつなので(時間的に)余裕が無いんですよね……。

 

 関西では出願が始まっていますし、その他の地域でもそろそろだと思います。

 今回の記事を参考に、出願時の写真撮影を検討してもらえれば幸いです。

 

 次回は出願に適した(縁起がいい)日に関して書こうと思います。

 

 この記事の公開日から関西の入試まで残り36日です。

 この記事をご覧の受験生や保護者の方にも良い結果が得られますよう願っています。

 入試まで残り(関西では)1か月強、頑張っていきましょう!