(2023/2/13 リライトしました)
我が家では、次男(小学6年生)が自宅学習(パパ塾)で中学受験を目指しており、私が教えたり調べたりしている中での出来事や感じたことをブログに書いています。
秋はたくさんの模試とプレテストが開催されていましたが、少し前に全て終了しました。
今回は最後の模試となる第6回五ツ木・駸々堂模試の結果が返ってきたため報告します。
第6回五ツ木・駸々堂模試結果
五ツ木・駸々堂模試とは
このブログで度々取り上げているのですが、五ツ木・駸々堂模試とは正式には「五ツ木・駸々堂中学進学学力テスト会」と言います。
関西を中心に開催されている中学受験される小学校5年・6年生を対象とした模擬試験です(中学生対象の模擬試験もあります)。
1年間に通常回6回+特別回1回の合計7回開催されます。
(特別回に関しては過去記事を参照ください。)
五ツ木・駸々堂模試は全体的に標準的(難関校受験生にとっては簡単)な問題が多い印象です。
よって、超難関校受験予定者には若干物足りない内容かもしれません。
しかしながら、関西を中心に幅広い受験生が受験されます。
(2022年は小学6年生だけで多い回は5000人以上受験していました)
よって関西で受験を考える場合、自分の実力がどの程度かという判断をするのに有効だと思います。
また、難関校受験者用のSコースという発展問題を中心とした模試も追加で受験することが可能です。
(参照:五ツ木・駸々堂中学進学学力テスト会)
第6回模試結果
今まで何回かこのブログで五ツ木・駸々堂模試の結果を報告してきましたが、相性の問題もあるのかあまり良いとは言えない結果でした。
第6回模試は、試験が終わった後の見直しではまずまずの出来っぽかったのですが、今までが今までだけに少し心配しておりました。
結果から言うと前回までよりは良い結果でした。
偏差値と合否判定
まず各教科の偏差値です(小数点は四捨五入しています)。
国語55、算数56、理科59、社会67、4教科60でした。
決して満足できる点数では無いのですが、前回までより上昇傾向のため及第点だと思います。
次男も前回まで納得できる点が出なかったので、今回の五ツ木・駸々堂模試はしっかり復習して準備していたようでした。
結果に結びついて良かった……。
合否判定は第一志望のCはD判定、BもD判定、AはA判定という結果でした。
CとBはもう少しでC判定……、惜しい。
教科別考察
算数
算数は反省すべき点がいくつかありました。
まず、計算問題でケアレスミスがあったこと。
実際の入試問題と異なり計算スペースが少なく、以前の記事で書いたミスを減らす対策が十分にできなかったようでした。
(再掲になりますがミスを減らす対策を書いた以前の記事を張り付けておきます。)
また、過去問で見たことがあるような比較的基本に近いような問題でも間違えているものがありました。
過去問の復習を徹底して対策しようと思います。
国語
実際の入試問題と比べると文章が若干短いこともあり、解答時間は多少余裕があったようでした。
ただ、記述問題、選択肢問題ともに文章のポイントを読み違えているところがあり、点を落とす原因となっていました。
以前にも書きましたが、説明文であれば筆者の意見、物語文であれば場面変化と会話の内容に特に注意して読むことで点を落としにくくなります。
(過去記事で国語の対策に関して記載しているため良ければご覧ください)
今から受験までの期間は、特にこういった読み方に注意しながら過去問で対策していこうと思います。
理科
前回Bのプレテスト結果を報告した際にも同様の考察をしましたが、理科は算数と近い力学や化学分野と、社会などに近い暗記中心の生物、地学分野に大別されると考えています。
化学分野は(特に小学生の理科では)暗記も多いですが、力学に関しては急激な点数上昇は望みづらいと思います。
一方、暗記中心の分野はここから暗記するだけでも点数の伸びが期待できるため、今からでも時間をかける価値があると考えています。
今回の理科の結果は力学はまずまず、その他は改善の余地ありといったところだったので、過去問を中心に対策をしていこうと思います。
また、今回の五ツ木・駸々堂模試では時事問題と絡めたような問題(SDGs関連)も出題されており、ちゃんと対策しなければいけないと改めて感じました。
社会
今回の五ツ木・駸々堂模試では社会が一番高得点でした。
社会はママ塾に任せているので書くことがあまり無いのですが、問題文の読み間違い(勘違い)によるケアレスミスもあったようなので、他の教科と同様に問題文の重要な部分に下線を引くなどして気を付けてほしいと思います。
また、社会は暗記が中心であり、これから入試までの限られた時間で一番得点の伸びが期待できる教科です。
今回暗記が十分でなかった範囲を再度見直して、社会で得点を稼いでほしいと思います。
最後に
プレテストや模試も今回が最後の結果報告です。
次に結果を報告することになるのは入学試験……やばい、緊張してきますね。
この記事の公開日から関西の入試まで残り29日です。
いよいよ残り一か月になってきました。前回残り1か月で行う対策に関して紹介しましたが、泣いても笑っても最後の一か月、悔いが残らないようにしっかり準備したいと思います。
この記事をご覧の受験生や保護者の方も良い結果が得られますよう、一緒に頑張りましょう。