パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

入試直前 我が家の冬休みの過ごし方

 

 

 我が家では、次男(小学6年生)が自宅学習(パパ塾)で中学受験を目指しており、私が教えたり調べたりしている中での出来事や感じたことをブログに書いています。

 

 関西の中学入試は1月14日に始まります。そう、もう直前なのです。

 進学塾に通っていれば冬期講習や直前講習があると思いますが(中学受験の場合、塾で正月特訓なんてのも珍しくありません)、自宅学習をしている我が家にはそんなものはありません。

 この時期どのように過ごすべき、という答えは無いのかもしれませんが、我が家でどのように考え、どのように過ごしているのか紹介していこうと思います。

 

 

入試直前の過ごし方

クリスマスは少しだけ気分転換

 この記事の公開日はクリスマスイブですね。

 受験生、それも小学生にとってはあまりイブということに大きな意味はないと思うのですが、周りの(受験しない)友達がプレゼントのことで浮かれていたり、なんとなく浮ついた雰囲気になりやすい日ではあると思います。

 

 当然、クリスマスであっても直前の時期であることに変わりないですし、普段と同じように勉強しなければいけません。

 ただ、ずっと気を張り詰めながら受験まで突っ走るというのは、小学生では難しい子が多いのではないでしょうか? 少なくともうちの次男には難しいです。

 少しづつでも気分転換をしながら、受験勉強のモチベーションを保ってもらいたいなと考えています。

 そこで我が家では、以前にこのブログで書いたようにクリスマスは気分転換も兼ねてケーキを食べたり、ちょっとしたクリスマスパーティー程度はしようと思っています。 kishi-john.hatenablog.com

 

 ちなみに、次男はクリスマスプレゼントは要らないから合格祝いを豪勢にして欲しいとの希望だったので、今年はサンタさんと協議の結果(?)、サンタさんは次男のもとには来ないことになりました。

 気持ちよく合格祝いを渡せる結果になってほしいなと思います。

 

早朝起床生活に変更、朝の過ごし方は……

就寝時間、起床時間と睡眠時間

 以前の記事で書いた通り、(受験)勉強には睡眠が重要です。

 十分な睡眠は勉強の効率アップという利点もありますが、情緒が落ち着くことや、朝から頭が働きやすくなるなどの利点があります。

 

kishi-john.hatenablog.com

 

 小学校高学年は9時間以上の睡眠が理想らしく、実際次男は8時間睡眠では日中に若干眠そうにしているため(8時間でも平均的な中学受験生よりも多く寝ているとは思いますが……)、我が家では最近は9時間睡眠を目標にしています。

 実際のところ9時間睡眠が取れない日もあるのですが、以前より睡眠時間が長くなったためか以前より少しだけ朝の眠気が改善し、日中のイライラ(弟に強く当たるなど)も少し改善した気がします。

 入試が近くなり「あれもやらないと、これもやらないと」と焦る気持ちはあるのですが、しっかり睡眠時間を確保することが勉強効率を上げつつ、精神・肉体的に安定することで試験を乗り切る秘訣と信じていこうと思っています。(あれもこれもやらないと、と一番焦っているのは次男より私なんですよね……反省です。)

 

 さて、睡眠時間を確保するためには早く寝なければいけないので、最近は早めに勉強(パパ塾)を終わらせるようにしていました。

 12月に入った頃くらいから徐々に寝る時間を早くしていたのですが、この記事の公開日(12月24日)から夜9時に就寝を目標にします。そうすることで、明日(12月25日)から入試当日と同じ朝6時起床にするつもりです。

 塾に通っていると、塾が終わる時間が9時よりも遅いこともざらですよね。早く寝ようと思えば寝られることは、数少ない自宅学習のメリットだと思います。

 

早朝パパ塾開始!(予定)

 6時に起きて何をするか……。我が家では明日から入試まで「早朝パパ塾」を開催しようと思います。

 朝早くから1時間程度パパ塾を行うことで、早く寝る分の授業時間を確保するのが最大の目標です。

 また、冬休み期間で日中もずっと家にいることになるため、私が仕事で不在の間のその日やらなければならないことを一緒に確認して、勉強の目標を立てたりしようと考えています。この際、やらなければならないことは私が一方的に決めるのではなく、できればモチベーションを保つ意味でも次男に決めてもらおうと思っています。

 

 さて、早朝パパ塾は明日からなのですが、そううまくいくかどうか……。一番心配なのは私が早く起きられるかどうかですね(苦笑)。

 

冬休み期間の勉強について

学校の宿題は

 この時期になると学校の宿題は無視するという人もいるかもしれませんが、我が家では普段通りさせようと思っています。

 冬休み以降は受験勉強を中心にスケジュールを立てて、息抜きとして集中が途切れたときなどにやってもらうつもりです。

 

現在の不安材料

 10月頃から過去問を始めて、現在は第一志望のCに関しては意図的にやっていない範囲以外はほとんどの問題を1-2回解いた状態です。

 ペースだけを見れば概ね予定通りなのですが、最近は一度解いた問題や以前は分かっていた範囲ができないことがあります。

 

 そもそも(以前解いた時から)実は分かっていなかった可能性もありますが、もしかしたら入試直前のスランプなのかも?

 

冬休み期間の勉強方針

 私も小学生の頃に入試直前にスランプを経験したのでその経験から対処を考えると、とにかく「自信を持つこと」が重要だと思います。(詳しくは次回解説します。)

 

 自信を持つために、時間はかかりますが冬休みを利用して算数と理科のほとんどの分野を分野別で一から解き直しをしようと思っています。

 その際難問は省き、分野別の中でも似た系統の問題ばかりを重点的に解くのを分野ごとに繰り返すことで、解けるんだ、分かるんだということを再確認できるのではないかなと期待しています。

 

年末年始はパパ塾正月特訓の予定

 塾では年末年始に正月特訓と称し、10時間以上の授業を行うところもあります。

 年末年始は私自身仕事が休みで時間が取れます。そこで「パパ塾」でも正月特訓と称し長時間(子どもの体調や集中力を見ながらなので何時間かは未定)の授業をやろうかと画策しています。

 

 今まではどうしても私の勉強を見てあげられる時間が限られるため、課題を予め出しておき(自分で問題を解かせたうえで)、私と一緒に分からないところを解いていくというスタイルでした。

 ただ上述の通り、最近はスランプなのか以前分かっていたはずの問題ができないことがあります。

「パパ塾正月特訓」はまとまった時間が取れるため、一緒に問題を解いていくことでもスランプに対処できるのではないかと考えています。

 

最後に

 この記事の公開日から我が家の(関西の)入試まで21日。3週間です。

 ここに来てスランプのような不安材料がさらに出てきました。

 不安は尽きませんが、冬休みは不安材料を潰す最後のチャンスです。一つ一つ対処しながら入試に向かっていきます。

 この記事をご覧の受験生や保護者の方も、一緒に頑張っていきましょう。