我が家では、次男(小学6年生)が自宅学習(パパ塾)で中学受験を目指しており、私が教えたり調べたりしている中での出来事や感じたことをブログに書いています。
この記事の公開日は2022年12月31日、2022年の大晦日です。
次男の受験は2023年1月14日から始まるため、現在は追い込みの中の追い込み中……。そんな表現あるか分かりませんが、イメージで捉えて頂ければ幸いです。
さて、我が家では今日も(おそらく明日年が明けても)普段と変わらず「パパ塾」です。普段と違う点があるとすれば、「パパ塾正月特訓」と称して普段より長い時間授業しているくらい。
現実ではゆっくり今年を振り返ることはできなさそうですが、ブログ上くらいはこの記事を書くことで2022年を振り返ってみようかなと思います。
受験前最後の大晦日 2022年振り返り
中学受験に関して
パパ塾
2022年を振り返るにあたって(私の仕事に関してはここでは触れませんが)、一番印象に残っているのは次男の中学受験のための勉強、特にパパ塾です。
小5に上がるときに進学塾を辞めたため、2021年の3月頃からパパ塾を開始しましたが、やはり6年生、それも受験が近づくと5年生の頃の勉強と比べてかなり大変だったなという印象です。
(パパ塾の始まりに関しては、以下の過去記事をご参照ください。)
繰り返すことの重要さ
夏ごろまでは算数も理科も一通りの勉強が終わっていなかったため、夏休み前後で一通り終わらせて秋に全体的な復習、秋の終わりころから過去問に突入……というのが6年生になった頃に立てた大まかな計画だったのですが、結論から言うと不十分だったと思います。
塾のカリキュラムは、同じような単元(算数の「速度に関する問題」など)を何回も繰り返し扱います。
1-2回だけでは身につかないような内容を異なるタイミングで繰り返し解かせることで、深く理解し忘れにくくなるというメリットがあるのだと思います。
我が家で勉強を教えるにあたって、時間が不足するなどの理由で苦手単元に戻って何回も復習することができないのは最初から気になっていました。
ただ、その後の過去問演習などをやっていて感じるのは、比較的得意だと思っていた範囲でも1回、それもかなり昔にやったきりでは難しいということです。
例えば「植木算」などは小学校算数の基本ともいえるような内容で、我が家でもかなり昔に取り組みました。入試で基本的な植木算の問題が問われることは少ないものの、他の単元と絡めての出題がしばしば見られ、植木算は理解していることが前提条件なんだと感じます。
そんな問題を解いている時に、次男は結構な頻度で植木算的な考え方の部分を間違えます。植木算的な考え方が意識から飛んでいるというか……、植木算に苦手意識は無いため説明すれば理解はできるものの、ケアレスミスの原因になってしまっています。
こういったことでも、何回も繰り返し同じような単元に取り組むことで深く意識付けすることが大事なんだなと感じます。
我が家で今更言っても仕方ないことなので、過去問で繰り返し取り組むことで意識付けを行いたいと思います。
塾に通わなかったことに関して
塾の授業は、上述の通り何回も繰り返すことで知識の定着や意識付けを図ります。
自分自身を振り返っても、半ば条件反射のようにこういった問題が出てきたらこう解く、と深く意識付けされています。30年経っても忘れていないくらいに……。
パパ塾をやっていて、個人として問題を教えることは可能です(ただし中学受験の経験が無ければそれも難しいとは思います)。ただ、いつの時期に何の授業をするのが効果的なのか、子どもは教えたことに対してどれくらいの理解をするのか、志望校対策はどのようにするのが良いか、なんてことは個人では詳細な把握が難しいと感じます。
本当に今更ですが、ノウハウに基づいた塾のカリキュラムというのはやはり優れていると痛感しています。
このため、もし「パパ塾」のように自宅学習で中学受験を目指すことを考える方が居たら、私なら考えなおすことをおすすめします(苦笑)。なんらかの事情で家庭学習をするとしても、通信教育で勉強のペースを保ちながら必要に応じて他の問題集などを追加する程度が良いのかな(中学受験の通信教育に関しては以下の過去記事も参照ください)。
我が家の状況で今から中学受験に向けて塾に通うのは不可能ですし、塾に通わなかったことは今更悔やんでも仕方ありません。
ただ、塾に通わなかったことで普通の受験をするより深く子どものことが理解できたとは思います。
次男は何でも卒なくこなす子で、少し引っ込み思案なこともあり、よく言えば手がかからない、悪く言えば何を考えているのか分かりづらいところがある子でした。
家庭によると思うのですが父親って子どもと接することが少ないですし、特に私は子どものことがそれほど分かっていなかったように思います。
ただ、そんな次男とパパ塾をやってきたことで、どんなことを考えているのか、どんなことが苦手なのか、どんなことが好きなのか、勉強の内容にとどまらず人間性みたいなものが分かるようになってきたと感じます。
子どものことが理解できる、子どもと深く関わることができる……そんな意味では「パパ塾」は正解だったとも思えます。
できることならば、第一志望に合格して勉強面でも正解だった(少なくとも不正解ではなかった)と言いたいところです。
中学受験の何が成功で何が失敗なのかというのは、昨日の記事でも取り上げているので興味がありましたらご一読ください。
勉強の進捗状況
この記事を書いている時点で、過去問は第一志望10年分、第二志望5年分ともに2-3回ずつ解いている状態です。
比較的重要だと考えている問題に関しては、さらに1-2回解いているものもあります。
以前にも紹介した通り、我が家では同じ単元の問題を集めてファイリングした自作問題集(分野別過去問と呼んでいます)を使って解いています。
さすがに解法を覚えてしまっている問題も多くなってきましたが、一回分の過去問を通しで解いた時に解けない問題も時々見られます。
同じ単元の問題ばかりだと解き方が分かってしまうため、突然ある特定の問題を出されると分からないというケースもありそうです。
今後は時間配分の確認を兼ねて、過去問1回ずつを通しで解くというやり方を増やしていく予定です。
もう今更新しいことをやっても仕方ないので、何度も繰り返していくことで精度を上げていきたいですね。
ブログ作成に関して
ここからは趣向を変えて当ブログに関してです。
2022年9月に軽い気持ちで始めたブログですが、読んでいただける方が居られることもあって意外と続けられました。
人気ブログと比べると、内容も文章もデザインも何もかもが劣る中で読んでいただけているのは非常に励みになります。この場を借りて読んでいただける方にはお礼申し上げます。
備忘録のような用途や、同じ家庭学習で中学受験を目指す方の参考になればと始めたブログですが、色々と文章にまとめることで現在の課題や今後の方針を整理することができました。SNSの発信と比べても、毎回考えて文章を書きますしね(私はSNSで発信なんてしていないのですが……)。
おそらくブログをしたことが、パパ塾の内容にも良い影響を与えているのではないかと思います。
この記事を読んでいる方でブログを書いていない方は、受験に限らず自身が取り組んでいることをブログに書いてみたらどうかと思います。色々なことを俯瞰的に見直すことができて本当におすすめですよ(知人にも勧めているのですが、誰も書いてくれないんですけどね)。
このブログを書くにあたって、書く時間を確保することが精一杯になっているため、あまり推敲できていない自覚はあります。乱筆のため読みづらいと思うのですが、入試までの間もうしばらく付き合っていただけると嬉しいです。
また、これまで自分で自分のブログを読むことはあまりなかったのですが、読んでみると広告がウザい……。これもなんとかしたいですね。読者の方にはストレスをかけて申し訳ないです。
当ブログの今後に関しては、2023年の方針という形で明日の記事でもう少し書いていこうと思います。
最後に
今回の記事はタイトルの通り2022年の振り返り、特に受験に関してと少しだけ当ブログに関しての振り返りです。
色々反省すべき点はある年になってしまいましたが、反省を活かし2023年に最高の結果が得られるよう頑張っていこうと思います。
関西の入試まで残り14日。
追い込みで忙しくなっているため今後は内容が薄い回も出てくると思いますが、入試まで親子ともども必死に頑張っていこうと思います。応援して頂けると嬉しいです。
この記事をご覧の受験生や保護者の方も、一緒に頑張っていきましょう。