パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

中学受験 1週間前

(2023/2/9 リライトしました)

 我が家では、次男(小学6年生)が自宅学習(パパ塾)で中学受験を目指しています。

 

 関西では1月14日から私立中学の入試が始まります。

 そう、この記事の公開日である1月7日は受験のちょうど1週間前です。

 

 1週間で出来ることはほとんど無いかもしれませんが、現状の報告と親として私が1週間前に思うことを書いておこうと思います。

 

 

中学受験まで1週間

勉強の状況

 今までの記事でも書きましたが、冬休み期間に入ってからはひたすら過去問を解き続けてきました。

kishi-john.hatenablog.com

 

 過去問に関しては覚えてしまっている問題も多くなっていることもあり、特に理科に関してはかなり解けるようになってきています。

 

 国語は問題文との相性などの問題もあり、どの程度できるかは正直やってみないと分かりません。

 ただ、時間配分や問題の考え方などの教えたいことは一通り教えられたかなと思います。

 

 一方、算数はまだ不安が残ります。

 基本的な割合の問題や平面図形など、最近そこまでやりこんでいなかったような内容が出題されると比較的簡単な内容のはずが結構間違えるんですよね……。

 

 第一志望のCは大問1が計算問題、大問2が比較的基本的な問題が多い小問集、大問3から5に文章題や図形の応用問題が計3問、大問6が発展問題(複合問題)というような配置になっています(年度によって多少差があるのですが……)。

 

 以前、中学校の個別相談会で入試担当の先生から聞いたところでは、大問1、2の配点が比較的多く、ここできっちり点を取れるかどうかがかなり重要とのことでした。

 

 そんな中で大問2に出てくるような内容を落とすのは厳しい……。

 計算問題に関しても、次男は未だに結構間違えるので不安です。

 受験では(中学受験に限らず)基本的な問題をしっかりと解くことが重要です。

 私自身も受験のとき、他の受験生が解ける問題は落とさないようにしようという意識を持っていました。

 

 ここからの1週間は基本的な問題を反復して、意識付けをすることが大事かなと考えています。

 

子どもの様子

 次男は比較的飄々としているので、見た目ではどう感じているのか分かりにくいところがあります。

 ただ、「もう1週間しか無い」とか「どうしよう……」などといった発言も目立つようになってきており、かなりのストレスがかかっていることがうかがえます。

 

 また、次男はアレルギー体質なのですが、最近蕁麻疹が増えています。

 アレルギーを引き起こすようなものに心当たりは無いので、やはりストレスが一つの原因になっているのではないかなと思います。

 冬休みに入ってから2週間、できるだけ公園程度は外出してストレスを発散させてあげようと考えていたのですが……。

 どうしても勉強が予定通り進まなかったり、子どもが少し咳をしていたりということもあり(幸いその後すぐに症状は改善したのですが)、なかなか行けませんでした。

 

 今日を含めた残り3日の冬休み期間、少しでもストレス発散になるよう外に連れ出してあげたいなと考えています。

 

 あと3日で学校が始まります。

 

 以前の記事で入試前に学校を休むかどうかということに関して書きましたが、今は何よりも(学校を含めた)普段通りの生活を少しでも送ることで精神的な負担が減ってほしいなと思うので学校には行って欲しいと考えています。

kishi-john.hatenablog.com

 

親としての心境

 子どもと勉強している時にはなるべく前向きなことを言うようにしています。

 実際できることも増えてきていると感じるのですが、正直なところ不安です。

 

 この時期に不安を感じるのはどんな親でも同じだろうなと思います。

 自分自身の問題(試験のように頑張れば解決する問題)で不安があれば、自分が頑張ればいいだけと考えられるのですが……。

 子どものことではなかなかそう考えられないんですよね。

 

 塾に通っていれば、実際に子どもが何を勉強しているか見えなくても頑張っているんだろうと考えられると思います。

 ただ、家で何をやっているか全て見えてしまうと逆にもっと頑張れるんじゃないか、とか考えてしまいます。

 

 また、家にいると休憩時間が少し長い(本当に少しなのですが……)くらいでも、つい口を出してしまうんですよね。

 本当は少しくらい自由にした方が良いと思っているんですが。

 できない問題があるのに休憩している暇があるのかとか、塾に通っている子はもっと頑張っているんじゃないかとか余計なことを考えてしまって……。

 

 これは本当にダメですよね。

 特に他の子ども(うちの場合は塾に通っている子ども)と比較するというのが本当にダメだと思います。

 

 事前にこれからは親として怒らないことや褒めることを心がけよう、他の子どもと比べないようにしよう、などと考えていたのにその通りにできない自分に対して本当に自己嫌悪に陥ります。

 次男は自分の子どもながら凄く頑張っているなと思います。

 塾で周りが頑張っているような状況ならなんとなくでも頑張れるかもしれませんが、小学生が一人で頑張るのは非常に難しいと思うのです。

 

 子どもの頑張りを認めているのは当然ですし、ここから先の1週間は今まで頑張ってきた結果を誰よりも親が信じてあげようと考えてます。

 

最後に

 泣いても笑ってもあと1週間後には入試が始まります。

 

 学校が始まってからの数日は勉強時間もそれほど確保できなさそうですし、精神面を含めて軽い調整程度になるのかなと思います。

 幸い? 明後日は祝日のため、明日から2日間(日曜と祝日)に最後の追い込みをすることで少しでも足掻いてみようと考えています。

 

 ここから1週間は子どもを信じて、親としても色々頑張らないとと考えています。

 

 受験まで残りわずかな期間ではありますが、この記事をご覧の方には応援して頂けるとありがたいです。

 この記事をご覧の受験生や保護者の方も、残りあと少し頑張りましょう。