パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

小学校卒業式

 当ブログは、主に次男の中学受験に関する話題を書いてきました。

 

 先日中学受験も終わり、この春から晴れて中学生です。

 

 中学生になる前に、当然小学校の卒業式があります。

 先日、卒業式に参加してきたためその感想を報告します。

 

小学校卒業

地元公立小学校の6年間

 我が家の次男は地元の公立小学校に通っていました。

 

 長男も同じ小学校に6年間通っていたのですが、長男は初めての子どもであり、長男の学年に色々と問題も多かったため非常に印象に残る6年間でした。

 

 それと比べて、次男は幼いころ手もかからず、次男の学年が落ち着いていた(問題が少ない)学年だったこともあり低学年の頃はほとんど印象に残っていませんでした。

 私自身、数年前まで今よりはるかに仕事が忙しかったため、子どもと接することがほとんどできなかったのもあったのですが……。

(運動会などの最低限の行事だけ参加するのがやっとという状況でした)

 

 高学年の3年間は、パパ塾で一緒に歩んできたこともあり非常に色々な思い出があります。

 

 塾に通って精神的に参ってしまったこと。

 パパ塾を始めて、一緒に勉強する時間が増えたこと。

 子どもと一緒に色々な学校を見に行ったこと。

 志望校を決めて、受験勉強をペースアップしたこと。

 受験直前の特訓と称した長時間の授業……。

 

 その時々に、学校では様々な行事も行われていました。

 

 卒業式の最後には、先生が作成してくださった今までのスライドショーが流れました。

 その写真に「このときはあんなことをしていたなぁ」とか、「このときは大変だったなぁ」とか色々な思い出がよみがえりました。

 

 それらの辛くも、今思うと楽しかった(ような気がする)思い出がよみがえり……。

 低学年の思い出がほとんど出てこない寂しさもあり……。

 

 やばい、泣きそう。

 

 気づいた時には時既に遅く、涙が止まらなくなりました。

 次男の卒業式にここまで心を揺さぶられると思いもしませんでした……。

 

当たり前だけど皆成長している

 今の小学校では、卒業証書の授与時に将来の夢を言うのが主流なのでしょうか。

 

 次男の学校ではそのようにしていました。

(後日たまたまニュースで見た他の小学校でも同様だったのですが、他の小学校はどうなのでしょう)

 

 小学生らしい夢もあったり、しっかりしているなぁと感心させられる夢もあったり。

 皆、様々な夢を語っていました。

 

 卒業式の最後に流れたスライドショーでは、生徒全員の入学時の写真も出てきました。

 

 当然、全員幼稚園や保育所(今でいうこども園)を出たばかりという幼児です。

 

 そんな子どもたちが、こんなにしっかり成長したんだな。

 多分、どの家庭でも様々な葛藤や苦労があったんだろうな。

 

 そんなことを考えると、ますます涙が止まらなくなりました。

 ……妻は全く泣いておらず、それどころか泣いている私に少し引いていました。

 

友人との別れ

 次男の通う小学校からは、ほとんどの子どもが地元の公立中学校に進学します。

 

 私立中学や公立中高一貫校に進学する子どもは、全体の1割程度とのことです。

 次男の学年は雰囲気も良く、そのまま一緒に中学に上がりたいと考えた子どもが多かったようです。

 

 長男の学年は問題も多かったためか、3-4割が私立もしくは公立中高一貫校に進学しました。

 それでも3-4割なので、首都圏に比べるとかなり少ない地域だと思うのですが。

 

 今まで6年間一緒に過ごしたクラスメート。

 中には幼稚園から9年間一緒だった子も居ます。

 

 卒業式が終わり、次男がそんなクラスメートに一緒の中学に進学できないことを惜しまれている姿を見て、また泣いてしまいそうになりました。

 

 ただ、引っ越すわけではないので、これからも地元の友達を大事にして欲しいとは思います。

 

新たな一歩

 こうして、次男の卒業式は終わりました。

 

 次男は春休みの間、小学校の友達としょっちゅう遊ぶようなので別れという感じでは無いのかもしれません。

 

 ただ、次男もクラスメートも、お互い新しい中学に進学することになります。

 

 どんな新しい出会いがあるのか分かりません。

 素晴らしい出会いもあれば、辛い人間関係もあるかもしれません。

 

 ただ、この小学校の仲間との思い出や帰れる場所を大事にしながら、新たな一歩を踏み出してほしいと思います。