パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

中学入学前 英語対策

 当ブログはパパ塾で挑んだ中学入試の経験や、中学入試問題の解説などを綴っています。

 

 前回記事で、中学入学前にするべき対策(予習)に関して取り上げました。

(詳しくは前回記事をご覧ください)

kishi-john.hatenablog.com

 

 中高一貫校での最初の成績は重要です。

 特に英語と数学に関しては予習が望ましいと考えています。

 

 最初に英語の予習をしておくことで、成績が安定し、入学後の勉強にも余裕が生まれます。

 

 ではどこまで英語を予習するべきなのでしょうか?

 予習の際に使用するおすすめの参考書は?

 安く(できれば無料で)勉強したいけどおすすめの方法は?

 

 今回は、我が家で行っている英語の予習と併せて、そういった疑問に答えようと思います。

 

この記事で分かること 中高一貫校入学前にどこまで英語の予習をするべき?
英語の予習におすすめの参考書は?
英語の予習におすすめの無料サイトは?
英語の予習ににおすすめの通信教育は?

 

中学入学前の英語予習

小学校英語について

 現在は私の中学生の時代と異なり小学校から英語学習が必修化されています。

 2020年度より小学校3年生から英語が必修となり、今年小学校を卒業した次男も3年ほど英語を学んでいることになります。

 

 3年も勉強していればある程度英語が分かっているだろう。

 ……そう考えている時もありました。

 

 次男の英語を見始めてびっくり。

 全然分かっていない、書けない。

 

 小学校の英語は会話重視?

 私のような古い世代にとっては基本ともいえる文法をほとんど習っていないようです。

 また、単語もなんとなく知っていてもスペルが書けない……。

 

 中学入試に英語も導入されるようになれば小学生の理解度も変わってくるのかもしれませんが、(少なくともうちの次男は)全然理解していません。

 ただ、小学校の英語の教科書を見ているとおそらく(小学校の英語の授業だけを受けている子は)全員そうなんじゃないかなと思います。

 

 これはおそらく文法を教えずに勉強を進めているためじゃないかと思います。

 

 以前から日本の英語学習は文法重視で、日本人は英会話できないと言われてきました。

 それの対策なのか、小学生に文法は難しすぎると考えたのか……。

 

 要するに小学校で英語の授業が始まっていると言っても、中学以降で習う内容に関しては何も習っていないのとほとんど変わらなさそうです。

 

 このため、中学入学前に文法の基礎と同レベル程度の単語を予習しておくと、入学後にアドバンテージがあると思われます。

 

 では、どこまで予習するべきでしょうか?

 理想はできるだけ先まで予習した方が良いのでしょうが、実際は1学期(~2学期)の学習範囲である中学1年生の内容で十分だと思います。

 さらに先まで予習する必要があれば、夏休み期間に勉強可能なので。

 

おすすめ参考書と無料教材サイト、通信教育

 おすすめは以下の参考書です。

 中学校1年生の英語の範囲だけでなく、なるべく長い期間使える(中学英語の範囲は網羅する)ものをチョイスしました。

 

 また、小学校3年生から高校生まで幅広く無料教材を提供されているサイト、「iドリル」も併せて紹介します。

 まずはこのサイトで勉強して、分からないところは補助的に参考書を使うという考え方でも良いかもしれません。

 

 そうは言っても、初めての英文法を独学で行うのはやや難しい可能性もあります。

 できれば少しだけでも保護者の方が勉強を見てあげた方が良いかもしれません。

 保護者の方が勉強を見てあげられないという場合、度々このサイトでおすすめしている「スタディサプリ」もおすすめです。

 こちらも併せて紹介します。

 

おすすめ参考書

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。【学研プラス】

 中学校で習う英文法を、比較的かんたんな言葉で解説している参考書です。

 本来、中学英語を一通り習った人向けの一冊ですが、中学一年の内容から解説してくれているので勉強を始める際に使うのにもおすすめです。

 
中学英単語をひとつひとつわかりやすく。【学研プラス】

 上で紹介した参考書と同シリーズの単語帳で、中学の間で習得するべき1200語が収録されています。

(むしろこっちを紹介したかったのでこのシリーズを取り上げました)

 

 それぞれの単語に「中1」「中2」「中3」のマークがついているため、学年別に単語の学習ができます。

(中学入学前は、まずは「中1」の単語を予習するのが良いと思います)

 

 CDが付録しているので発音も確認でき、付属の赤フィルターで暗記もしやすくなっています。

 英検3-5級対策にもおすすめです。

 

無料教材サイト

iドリル

 iドリルは幼稚園から高校生までの教材(問題集)を無料で公開されているサイトです。

(HPの解説には中学3年までと書かれていますが、高校生の内容も結構充実しています)

 

 無料プリントと言っても侮れません。

 小学生の内容を見ると難関中学入試には物足りないかもしれませんが、比較的発展的な内容の問題も含まれます。

 基礎固めだけでなく入試対策としても使えそうです。

 

 また、基本的に各学年・各教科とも教科書の内容に沿って作られているため、目的とする分野を見つけやすいのも便利です。

iidrill.com

 

通信教育

スタディサプリ

 今回の英語の予習だけであれば、親が少し勉強を見てあげるだけでおそらく対処可能です。

 

 ただ、仕事が忙しかったり、今後もずっと親が教えてあげるわけにはいかないことを考えると、何らかの対策を考えても良いと思います。

 ただ、塾は高いからできれば費用を抑えたいところ……。

 

 そんな時、当ブログでは何度も紹介しているスタディサプリは本当におすすめです。

 スタディサプリは予習(先取り学習)に真価を発揮します。

 

 スタディサプリは小学校3年から高校3年までの授業内容が見放題なので、先取り学習しやすくなっています。

 先取り学習以外でも、分からないことが出てきた時に戻り学習するのにも適しています。

 映像授業もレベルが高くて、難関校志望者であっても十分価値があると思います。

 

 唯一の欠点は、子ども任せにすると見ないことがある点。

 勉強の習慣ができるまで、親が何をやったかチェックしてあげたほうが良いかもしれません。

(親がそこまでできない場合、勉強スケジュール、テキスト教材、担当コーチ、科目サポーターが付く個別指導コースもおすすめです)

 

 何より安いのが魅力です。

 スタディサプリは月額2178円(年額21780円)とリーズナブル。

 14日間無料体験もできるため、試してみるのも良いかもしれません。

(2023年4月28日までに新規入会すると、クレジットカード決済で月額1490円(年額14900円というキャンペーン中。しばしばこのようなお得なキャンペーンをされているため、キャンペーン期間に入会するのがお得です)

 

最後に

 今回は中学入学前にするべき英語の予習に関して取り上げました。

 

 中高一貫校を念頭に書いていますが、どこの中学に行くのであっても同じです。

 英語の勉強はやっておいて損することはありません。

 

 基本的に費用がかからない、家計の負担にならないものを優先して取り上げていますが、余裕があれば英会話などに通うのも良いかもしれません。

 

 また、親も英語が苦手な場合、一緒に学ぶのも良いかもしれませんね。

 社会人ターゲットの英語の勉強法に以下のようなものがあったので紹介します。

 興味がある方はクリックしてみてください。

 

 次回は中学入学前の数学の予習に関してまとめようと思います。

 

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