パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

志望校の入学式

 当ブログはパパ塾で挑んだ中学入試の経験や、中学入試問題の解説などを綴っています。

 

 おかげさまで、パパ塾で中学受験に挑んだ次男は無事第一志望の私立中学に合格することができました。

 

 そして、先週とうとう入学式を迎えました。

 私も入学式に参加してきたので、報告します。

 

 

中学入学式

 4月上旬の某日、次男が入学する中学の入学式が開催されました。

 

 校内には桜の木が植えられていましたが、残念ながらほとんどの花は散ってしまっていました。

 もう数日早ければ見ごろだったのですが……。

 

 真新しい制服に身を包んだ次男は、若干大きめの制服を買ったこともあり制服に着られているような状態。

 入学式に来ている他の子供たちを見てみても、我が家と同じように真新しい制服に着られているような子がいっぱい。

 どの子も(親も)緊張しつつも、これからの希望に満ちた中学・高校生活に期待に満ちた表情をしている気がしました。

 

 次男は塾に通っていなかったため塾の知り合いで既にグループを作ったりしていないか心配していましたが、2-3人で話している子供は居たもののほとんどの子は親とだけ話している感じでした。

 

 同じ塾であってもほとんどの塾は複数の教室があり、同じ教室の仲が良い子が一つの学校にたくさん入学するということはほとんど無いのかもしれません。

 

 むしろ、次男の幼稚園の時の友達が居たり、私や妻の知り合いの子供が居たり……。

 世間の狭さを実感しました。

 

クラス分け

 校舎の前で子供たちは教室に、保護者は入学式が開催される体育館にと別れました。

 

 子供たちには予めクラスが伝えられ、クラスで多少の連絡事項(打合せ)を伝えられたうえで入学式が開催されるという形式でした。

 

 自分の学生時代、どんな人と同じクラスになれるかな、仲良くなれる人はできるかななんて考えていた思い出が蘇り、なんとなくこっちまでドキドキ。

 

 ちなみに親にも子供のクラスが告げられ、そのクラスの決められた場所で待機しました。

 

 周囲で待つ他の保護者の方は、クラスメートの保護者の方々です。

 交流を持っても良いのかもしれませんが……、全く知らない状況で話しかけるなんてできませんでした。

 

保護者の男女比・服装

 保護者の男女比は、およそ男性3割、女性7割。

 男性のほとんどは夫婦で来られているようでした。

 

 平日の入学式でしたが、男性でも女性でも働いている方が多いので仕事を休まなければいけないという条件は同じ。

 一昔前に比べたらこういう行事に参加する男性が増えたと思いますが、男性の割合が多いと驚くほどでは無いのかもしれません。

 

 男性の服装はほとんどがスーツ。

 白ネクタイの人も居ましたが、紺色などの落ち着いた色合いのネクタイをされている方が多い印象でした。

 Tシャツにジャケット姿のお父さんも居ましたが、若干浮いている気がしました。

 やはり男性はスーツが無難だと思われます。

 

 女性の服装はワンピースまたはスカートに白系統のジャケットという方が多かったものの、黒系統の落ち着いた色合いで統一されている方も少なくありませんでした。

(皆さんコサージュを付けられたり、入学式らしい華やかな印象ではありました)

 

 また、着物の方も1割弱程度でしたがいらっしゃいました。

 女性でカジュアルな恰好をされている方は居ないように思われました。

 カバンなども、あまり露骨なブランド物を持たれている方は少ないように思われました。

 

 この辺りの雰囲気は、学校によってかなり異なるのかもしれません。

(近隣の某私立校は駐車場に高級車が並び、保護者はブランド物で身を固めた人が多いとの評判だったので、次男の入学した学校が庶民的な雰囲気で良かったと思います)

 

入学式

 入学式は校長先生の話、在校生代表のあいさつ、新入生代表の言葉など一般的な入学式とほとんど違いはありませんでした。

 

 ただ、この学校に入学することを親子ともに熱望していたため、そんな取り立てて言うべき事の少ない入学式でも感慨深いものがありました。

 

 そんな中、去年までの入学式と変わったことがあります。

 それは、(この学校に限りませんが)コロナ対策です。

 特に、マスク着用が原則自由となったのが大きいのではないでしょうか。

 

 ただ、この学校では保護者はマスク着用が推奨(義務では無くお願いという形)。

 生徒も入退場の際はマスクを外し、それ以外は着用が推奨という方針でした。

 

 去年までと比べ入学式などの会に参加できる人数が増え、体育館という(換気はしているものの)閉鎖されたスペースでの入学式だったので、マスク着用を求めるのはやむを得ないかなと思いました。

 ただ、政府の方針(マスク着用は原則自由であり、強要はできない)もあり、お願いという形だったのでしょう。

 そのような緩いマスク着用要請だったのですが、ほとんどの方はマスクを着用されていたのが印象的でした。

 一日も早く、コロナのことを全く意識せずに過ごせる日々に戻ってほしいですね。

 

他の保護者との交流

 入学式が終わり、子供たちは各クラスでホームルームなどがあるとのことで合流するまでの間に結構な待ち時間がありました。

 その間、保護者は先生から簡単な入学後の注意事項などの説明を受けましたが、それでもかなりの時間は空いてしまいました。

 

 その間、同じクラスの保護者と言え全く知らない保護者に話しかけることはありませんでしたが、妻は知り合いのお母さんと話していました。

 子供が同じ学校に通うママ友ともなるわけで、交流を深めるのは当然だと思います。

 

 そんな中、いつも困るのがパパ同士の交流です。

 

 私が知っている人なら良いのですが、妻どうしが知り合いで初対面のパパと何を話すのかいつも悩むんですよね。

 考えてみると、この年になると仕事以外で新しい知り合いができることがほとんどなくなり、知らない人との普通の会話が下手になっている気がします。

 

 お互いの子供のことや妻のことをぽつぽつ話したり……。

 仕事のことに触れようか、でも触れられたくなかったらどうしよう……などと考えたり。

(そもそもほぼ初対面でお仕事は何をされているんですか? などと聞くのは失礼な気がして……)

 

 パパ同士の距離感って難しい……。

 

反抗期の真っただ中

 パパ同士の無駄な緊張感のために余計に長く感じられた待機時間も終わり、子供と合流しました。

 

 そこで行うのが入学式の恒例行事、写真撮影です。

 

 中学入学は、人生のターニングポイントの一つだと思います。

 そんな重要な中学の入学式の写真は、一生の思い出に残る(かもしれない)ものです。

 結婚式に使われる人も居ますしね。

 

 なので、校舎の前や学校の名前が見えるところ、入学式の看板の前など色々なところで次男の写真撮影をしました。

 

 ただ、次男はすっごく嫌がりました。

 親と写真を撮るのが恥ずかしい、面倒くさいなどの反抗期特有の感情だと思います。

 そんな態度を含めて成長だとは思うのですが、写真くらいは気持ちよく撮らせてほしいですね。 

 

最後に

 前回まで沖縄を紹介する記事を書いていたのでなんとなく遊びに行っていたような気になりますが、実際のところ中学受験を終えた次男は学校の課題や中学の先取り学習に追われていました。

(ゲームしたり、友達と遊んだりと受験勉強していたころと比べると羽を伸ばしていましたが)

 

 中学入学は、次のステップ(大学入試など)の始まりでもあります。

 そう考えると、ずっと勉強に追われて少し可哀想な気もしますね。

(自分自身もそうだったのですが、子供には子供らしくもっと遊んでほしい気がしてしまいます。もう子供という年齢でもなくなってきているんですけどね)

 

 次男の入学した中学は勉強以外の部分もかなり充実しているので、実りある中学・高校生活になってほしいと切に願います。

 

 当ブログは(沖縄特集などを書いていましたがw)あくまで受験ブログです。

 子供の成長記録的な内容を書くこともありますが、次回以降はなるべく受験を考える方の参考になるような記事を書いていこうと思います。

 今後ともよろしくお願いいたします。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございました。