パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

五ツ木・駸々堂模試第5回結果 -嘘の代償ー

 

 五ツ木・駸々堂模試の第5回結果が先週返ってきました。

 ……結果は見事に惨敗でした。このブログで偉そうに勉強法など色々書いていたのに本当に恥ずかしい限りでございます。

 このブログを書いているからといって、次男にとっては関係ない話なんですけど……。

 

 結果が良くなかったというのは、考え方によっては受験本番じゃなくて良かったと言えるのかもしれません。

 ただ、ポジティブシンキングで誤魔化してしまうわけにはいかず、ちゃんとうまくいかなかった原因を考えないといけません。

 

 模試の結果が返ってきてから色々聞いてみると、問題が判明したためブログに書いておこうと思います。

 今後の私自身の戒めに書こうと考えましたが、同じように家庭学習を主にする親御さんにも気を付けてもらえれば幸いです。

 

自宅学習で授業の遅れを取り戻すなら!【すらら】

 

五ツ木・駸々堂模試第5回結果

 偏差値は、国語57.7、算数51.0、理科47.4、社会52.3、4科目52.2、第一志望のC(学校名)は前回に引き続きF判定。第二志望以下のBとA(いずれも学校名、紛らわしくてすいません)はDとB判定でした。

 

 まあボロボロです。第一志望と考えていたC(学校名)はそろそろ見直すべきかもしれません。

 

 ただし、模試の問題の傾向と受験校の問題の傾向は異なるため、模試の結果だけで受験校を決める必要は無いとは思います。偏差値なんてのは、試験の難易度や母集団(受験する生徒のレベル)によって変わる相対的なものですし。

 ……ただ、そうは言っても限度がありますよね。過去問を実際にこれからさせてみて最終的に受験するか判断することになると思いますが、正直C(学校名)を目指すのは厳しそうです。

「不登校専門オンライン個別指導ティントル」の新規無料体験の申込

 

間違えたポイントは?

 社会は妻(「ママ塾」)に担当してもらっているため、どこが間違えたポイントなのか分かりません。一般論ですが、社会は勉強すれば点が取れる(結果が出やすい)教科なのでもう少し頑張ってほしいところ……。

 

 国語は漢字など、点を取ってほしいところで取りこぼした部分がありましたが、全体的に想定の範囲内でした。もう少し読解も点が出てほしいのですが……。

 

 理科は前回が良すぎただけで実力だと思います。理科は範囲が広く、今の次男は中学受験に必要な薄く内容を終わらせただけ、という状態のためどの範囲も少し突っ込まれると万遍無くできません。まずは志望校によく出る範囲に絞って、深い内容に取り組んでいかないといけないですね。

 

 一番の問題は算数です。内容を見てもそこまで難しくない問題ばかり……。

 ケアレスミスが非常に目立ち、見直しできていないことがまるわかりです。見直しの仕方、なんてのは事あるごとに説明しているんですけどね。やっぱり見直しのやり方に限りませんが、一方的に喋るだけでなく実際にさせてみないといけませんね……。

 ただ、それ以上に問題なのが前にやったことがあるような問題をたくさん間違えている点でした。

 

 「パパ塾」での算数の指導は問題演習が主で、間違えた問題を解説しやり直し(復習)を自分でやってもらうという形式です(基本は解説した翌日と1週間後に1回ずつ解きなおし、さらにその時間違えた問題は1週間後に解きなおし、としています)。

 ただ、私が忙しかったこともあり、間違えた問題の解説はできても復習の内容までは見られていませんでした。(当然ちゃんとやっているだろうという信頼もありましたが、時々復習でやるはずの内容からも質問してきたため油断していました。)

 

 五ツ木模試の問題に、たまたま最近一緒にやった問題と似たような問題があったため、どのように復習していたのか確認しようとしたのですが、復習しているはずのノートはほぼ白紙。その問題に限らず、長い間復習という勉強そのものが全く為されていないことが判明しました。

 

復習が大事! なのに……

 以前に勉強法について書きましたが、問題を解くだけでは成績は伸びません。

 何故なら問題を解くだけだと、解いてみて解ける問題は今後も解けるし、解けない問題は解けないままだからです。

 解けなかった問題の解法を学ぶことが勉強、なのですがパパ塾に限らず一般的な学習塾に通っていたとしても、大抵の場合子供は一回聞いたら分かった気になってしまいます。

 その場でもう一度解かせてみてもできないことがあるくらいで、日を改めるとできない問題はかなりの割合になっていたりします(個人差はあると思いますが)。

 

 間違えた問題というのは、言い換えれば今の自分ができない問題であり、やるべき問題です。既にできる問題を何問解いても力になりません。

 このため間違えた問題を復習し、できるようにする事が成績アップの基本だと考えています。

 そりゃあこれだけ復習してなかったんだったら成績も伸びないよね、って感じです(苦笑)。

 

子どもの嘘をどうするべきか?

 次男と話してみましたが、何故復習をしていなかったのかハッキリとは言いませんでした。

 パパ塾で出す宿題が多いから復習までできなかったんだ、というようなことは言っていましたが。……でも結構テレビ見たり遊んだりしているんですよね。

 

 小学生だから、というのは違うのかもしれませんが、先のことを考えて動くことができないのは精神的に未熟だからなのかもしれません。子供とか大人とか関係なく、やるべきことがあっても楽しそうなことに流されてしまうという状態なのかもしれませんし、モチベーションが上がらないのかもしれません。

 嘘を吐いたのも、親の期待に応えたいと思って良い顔をしていたのかもしれません。そのせいで精神的に追い詰められていたのかも、とも考えられました(テレビを見て笑っている次男を見ていると、まず考えすぎと思いますが)。

 

 嘘を吐いたことは怒りました。教育関係の本などを見ていると、本当は怒らない方が良いのかもしれませんが、きちんと叱る必要があると思ったのです……嘘です、単純に気づいたら怒っていました(反省)。 

 ただ、今後の人生を考えても、親子であろうと信頼関係を損なうことは駄目だとは伝えなければいけないし、嘘を吐いて仮に一時的にうまくいったとしても必ずどこかで破綻すると理解して欲しかったのもあります……絶対そこまで分かって無いと思いますが(苦笑)。

 

 子どもが話し合いで自分の過ちに気付かせて、これから自分がどうするべきか考えさせる……なんてことが理想だと思うのですが、そんなにうまく行かないですよね。

 

 教育関係のお話で、子供が嘘を吐くのはSOSのサインなんだ、というような意見を聞いたことがあります。親は子供が嘘を吐いた時に怒るのではなく、手を差し伸べなさいというようなお話だったと思います。

 受験勉強に限らず、教育関係の(理想論のような)本を書いている方は本当に素晴らしいと思うのですが、実際に子育てされているのかな、そんなうまく行くのかな、と疑ってしまいますよね(私だけかな)。

 

 これからどうするにしても、親が手を差し伸べて、一緒に進んでいくしかないと思っています。

 塾などに通っているのであれば、塾の先生にお任せすることもできるのかもしれませんが、「パパ塾」は勉強の責任も全て親が負うわけで……、責任重大だなと改めて感じます。

 

これからに向けて

 私自身は中学受験をやるかやらないかで言えばやった方が良いと考えていますが、子供の精神を追い詰めてまですることでは無いと思います。

 

kishi-john.hatenablog.com

 次男と本当に受験をするかどうか、という基本的な部分からもう一度話し合い、次男はやはり受験したい、頑張るから、と話していました。

 

 次男の受験に対するモチベーションが本当にあるのか、はよく分からないのですが、とりあえず受験するという方向では進んで行こうということになりました。

 しかし子供がストレスでパンクしないように絶対に受験することありきではなく、でも将来後悔しないような選択ができるように、せめて親は冷静に見守ってあげないといけないなと考えています。

 

 

 全体的に暗い話になってしまいましたが、これから巻き返せるのか、ずるずると行ってしまうのか、応援しつつ見守っていただければ幸いです。

 そして、受験生(じゃなくても)の親の皆さんは私のような状況に陥らないことを願っていますが、何かの機会にこのブログが参考になればと思います。

 関西で中学受験する方は今週末に五ツ木・駸々堂模試の特別回ですね。皆様に良い結果が出ますように。

 

 以下は広告です。

 今回の記事では、中学受験というより子育ての悩みを主に書きました。

 同じように、もしくは私よりもっと悩んでおられる方はたくさんいらっしゃると思います。子育てに悩んでおられる方に役立つかもしれない、中学受験をするしないに関わらず勉強のサポートをしてくれるサービスを調べてみました。

 興味がございましたらクリックをお願いします。

 

【無学年式オンライン教材「すらら」】

 「すらら」はインターネットを繋いで家庭のPC、タブレットで学ぶ、小学生、中学生、高校生向けオンライン教育サービスです。

 全国で学習塾約1,000校、学校約1,000校が採用しており、33万人の生徒が利用されています。

 国・数・理・社・英の5教科対応。

 最先端AIドリルを搭載しているので、子供の学習に応じて難易度を自動で選択。つまづきの原因を特定し、学びなおす問題を出題してくれます。

 わからなかったことを学年に関係なくさかのぼって復習、先取り学習もできる「無学年方式」。授業についていけない子供におすすめです。

 教師役で登場するのはアニメのキャラクターなので、対人関係が苦手な子供でも安心です。

 保護者のサポートは、学習塾の現役の先生やカウンセラーが担当してくれるので安心です。

 

不登校専門オンライン個別指導ティントル】

 不登校の子供に対して、「勉強を教える」個別指導だけでは不十分です。

 不登校専門個別指導ティントルでは、不登校に対して専門的な知識を備えたスタッフが子供・親御さん両方へ向けたサポートを行い、根本から不登校に対して向き合っています。

 また、オンライン専門なので、不登校の子供にとって辛い「通い」が無いこともポイントです。

 出席・学習評価のガイドラインに則り、学校長の許可を得てティントルでの在宅学習を学校の出席扱いや学習評価にするサポートも行ってくれます。

 完全マンツーマン指導で、ひとりひとりに合わせた指導や対応をしてくれます。個別カリキュラムで入試対策まで可能とのことです。

 子供の不登校に悩まれる方で、子供に負担をかけないように勉強はさせてあげたい、と考える方は一度検討してみてはいかがでしょうか。