当ブログは、次男の中学入試にパパ塾で挑んだ経験を基にした記事を主に書いていますが、私自身が灘校卒ということで灘に関する記事も何度か書いています。
(灘中は不合格だったので高校からの入学なのですが……)
今回も灘に関する別の記事を書こうと、久しぶりに灘校のホームページを見て気づきました。
「そういえばゴールデンウィークのこの時期、灘の文化祭やん」と。
新型コロナウイルスの影響も薄れつつある今年は、色々な学校で文化祭などの行事が開催されるようです。
灘の文化祭は入場券などもありません。
灘の受験を考えている人、受験とかでなくても灘に興味がある人など誰でも入場できます。
是非この機会に灘校文化祭に行かれてみてはいかがでしょう。
私自身の文化祭の思い出や経験なども交えて紹介してみようと思います。
第77回灘校文化祭
概要
2023年度の文化祭のテーマは「Splash!」。
ホームページによると、以下の意図があるそうです。
本年度文化祭テーマ「Splash!」には「水しぶき」と「まだら」の2つの意味があります。
灘校生と来場者の皆さん、それぞれの汗や思いが混じり合って、一気に弾け、世界に一つしかない「祭」を描いていく、そんな思いが込められています。
日時
2023年5月2日(火)
2023年5月3日(水)
いずれも9:00-15:00
場所
灘中学校・灘高等学校の校舎、グラウンド、体育館など様々な場所を使って開催されます。
昔は某学習塾がたくさんの小学生を乗せたバスで乗り込んできてたような気がするのですが、今は駐車場はありません。
電車でも最寄駅からそれほど遠くないので、灘校生気分で最寄駅から歩いてみてはいかがでしょうか。
(各線最寄駅と、徒歩時間は以下の通りです。阪急は遠いけど、結構阪急沿線の生徒も多いんですよね)
阪急電車 岡本駅 徒歩25分
ホームページ・PV
ホームページやPVもしっかり作り込まれています。
おそらく学生が作っていると思うのですが、最近の学生は凄いですね……。
TwitterなどのSNS等でも灘校文化祭について色々と告知されているので、気になる方はチェックしてみてください。
また、生徒の模擬店として食品や物品の販売はありませんが、灘校グッズは販売されます。
灘の受験を考える人(特に親)はつい買ってしまう様々なグッズ。我が家にも当時何点かありました。
そんなグッズもホームページから確認できます。
サークル・ステージ
灘校生にどのようなイメージを持たれているでしょうか?
がり勉? オタク?
……おそらく実際に見てみるとイメージが変わると思います。
オタクは居るけど、がり勉って感じの人はあまり居ないような……。
どちらかというと、勉強はそこそこで好きなことを極めるまでやっている人が多いです(それをオタクと言うのですが)。
もちろん普通の中高生って感じの人も多いです。
ただ、自由な校風と相まって生徒がやっている出し物はなかなか個性的です。
食べ物などの模擬店はありませんが、灘校ならではの数学研究会や地学研究部など勉強系の出し物も結構面白いと思います。
運動部は、カジノや占い、謎解き迷路などの本業と関係ない出し物をやったり、ストラックアウトなどのそのまま野球をやったり様々です。
一部展示には整理券が必要になるものもあるためご注意ください。
また、私の時代より力が入っているなと感じるのがステージ企画です。
私が在籍した当時も、漫才やバンド演奏などはやっていましたが、かなり本格的な企画が多くて面白そうですね。
灘校MsコンテストやN1グランプリなども気になりますが、PVが公開されていた以下の企画の動画を張り付けておきます。
(当時の)灘校生の感想
私が灘校に在籍していた当時(もう二十年以上前ですが……)の感想です。
他の学校行事の記憶はほとんどありませんが、体育祭や文化祭はやはり盛り上がったのでよく覚えています。
文化部は見せ場みたいなものですし、私が所属していた運動部でも他校の女子と知り合えるかも……なんて期待して張り切ったものです。
ただ、来場客のほとんどは小学生とその親。
自分たちも昔はその立場だったので、皆優しく接していましたが。
たまに同年代の女子が来ても、誰かの妹(姉)だったり。
女子を呼んだという同級生には、それだけでなんか負けた気がしたものでした。
……つまり、灘校生も普通の男子中高生。
好きなことを突き詰めているだけで、普通の男子高校生(中学生)です。
そんなリアルな灘校生と接することができるのは、文化祭くらいです。
(追記:普通の男子高校生で変な人はあまり居ない、と書いていたのですが流石に誤りです。色々な意味で変な人は多いですが、所謂がり勉みたいなのはあまり居ません。どう変なのか、ここで書くよりも実際に見てみては如何でしょう)
灘の文化祭の雰囲気は行ってみないと分からないと思います。
受験を考えている人は特にですが、考えていない人でも、どなたでも行ってみてはいかがでしょう(特に女子中高生なら喜ばれるかもw)。