パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

出願と六曜(六輝) 【いつ出願するのが良い?】

 

 我が家では、次男(小学6年生)が自宅学習(パパ塾)で中学受験を目指しており、私が教えたり調べたりしている中での出来事や感じたことをブログに書いています。

 

 以前に出願が始まっていることを書きました。

kishi-john.hatenablog.com

 

 前回と今回は出願に関しての話題です。

 前回は、出願しようとしたときに困った「写真撮影」に関しての話題でした。

 

kishi-john.hatenablog.com

 

 前回書いた通り、出願の写真も用意していざ出願しようとした時に出願に縁起のいい日ってあるのかな? と気になりました。

 縁起の良い日、で思い当たるのは六曜六輝とも言います)、大安とか仏滅とかのアレです。

 仏滅に出願しようが合格する人は絶対に合格すると思うのですが、気になりだすと縁起が悪い日に出願するのは躊躇われます。

 親ができることってゲンを担ぐくらいなんですよね……(それ以外にも色々あると思いますが)。

 

 そこで今回は「出願に適した日」に関して、六曜六輝)を中心に出願におすすめの日を書いていこうと思います。

 

 

出願と六曜六輝

六曜六輝)とは

 六曜とは日にちに「星」を意味する六つの「曜」を当てはめたもので、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口があります。

 現在使われる曜日(日曜日から土曜日)を表す七曜と区別するため、六輝という呼び方をすることもあります。

 

 六曜とはかつて中国で時間を区切るために使われていた概念で、江戸時代の終わりごろから現在のように日の吉凶を占うものに変わっていったそうです。

 

 それぞれの曜について、特徴は以下の通りです。

 

大安(たいあん、だいあん)

 大安は「大いに安し」という意味を持ち、六曜の中で最も縁起が良い日と考えられています。

 1日中どの時間帯も吉とされ、結婚式などの祝い事を大安にする人も多いのではないでしょうか。

 当然、出願にも適した日と考えられます。

 

 我が家では大安の日の夜、パパ塾の合間に出願用の写真撮影をしたため、その後出願するとすればかなり夜遅い時間になると考えられました。

 web出願であるため何時であろうと出願できるのですが、夜遅い時間に出願するのは六曜以前にどうかなと躊躇われたため、我が家では後日(先勝の日に)出願することにしました。

 

先勝(せんしょう、さきがち)

 先勝は「先んずれば勝つ」という意味を持ち、できる限り先回りして動いた方が良いとされる日です。

 このことから、午前中は吉、午後は凶と考えられています。

 出願に関しては午前中に行うのであれば良い日だと言えます。

 実際、私は先勝の日の午前中(朝一番)に出願しました。

 

友引(ともびき)

 友引は、もともとは「共引」と記載され勝負事が引き分けになる日とされていましたが、それが転じて「友を引き寄せる日」と考えられるようになったそうです。

 結婚式には大安の次に良い日ですが、「友を引く」ということから葬儀などには適さないとされます。

 時間帯としては朝が吉、昼は凶、夕方以降が大吉とされているようです。

 (合格して)友を引き寄せると考えれば出願には良さそう? 引き分けというイメージが受験には良いのか悪いのか分からなかったため、私は友引の出願は避けました。

 

先負(せんぷ、さきまけ)

 先負は「先んずれば負ける」という意味であり、このことから午前中は凶、午後から小吉とされます。

 争いごとには向かない日とされ出願も避けた方が無難ですが、何かの事情でこの日に出願する場合は午後が良さそうです。

 

赤口(しゃっこう、しゃっく)

 赤口陰陽道では赤舌神(しゃくぜつしん)という鬼神が司る日と考えられ、「全てが滅する」という意味もあるため「仏が滅する」仏滅以上の凶日とされることもあります。

 基本的に何をするにも良くない日とされますが、丑の刻(11時から13時)は鬼が休むためかろうじて吉とされるようです。

 出願も避けた方が無難ですが、どうしてもこの日しか無い場合は11時から13時の鬼の休憩時間に出願するのが良さそうですね。

 

仏滅(ぶつめつ)

 仏滅は「仏が滅する日」という意味があり、六曜では一番縁起が悪いとされる日です。

 実は仏教と関係なく、かつては「仏滅」ではなく「物滅」と記載されていたのだとか……。だとしても「物を失う」日なので縁起が悪いことに変わりありません。

 出願も六曜を気にするのであれば避けた方が無難だと思います。

 

六曜以外の縁起がいい日

 日本には六曜以外にも縁起が良いとされる日があります。

 代表的なものを挙げていきます。

 

天赦日(てんしゃにち)

 天赦日は「天が赦(ゆる)す日」とされ、神様が天に上り罪を許す日と言われるそうです。

 年に5,6回しかない最上の吉日とされ、出願を含めた新しいことに挑戦するには最適の日です。

 

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

 一粒万倍日に蒔いた籾は万倍になって実るとされ、縁起がいい日として知られています。

 種まき以外にも仕事始めや開店などに吉日とされますが、後に大きく膨らむという意味で借金には適しません。

 出願には適した日と考えられそうです。

 

大明日(だいみょうにち)

 大明日とは「太陽がすみずみまで明るく照らしてくれる日」とされ、とても縁起がいい日です。

 旅行や建築、引っ越しに適しているとされますが、出願にも適してそうです。

 

天恩日(てんおんにち)

 天恩日とは「天の恩恵が受けられる日」とされ、とても縁起がいい日です。

 天恩日はお祝い事に適した日とされ、一度訪れると5日間続くため旅行や引っ越しなど数日かかるイベントに向いているようです。

 天の恩恵が受けられるため出願にも良いと思われます。

 

2022年12月~2023年1月 出願に適した日は?

 この記事の公開日以降、出願に適してそうな日を考えてみました。

 大安や一粒万倍日など吉日とされる日の中で、不成就日といううまく行かないとされる日を除いた日になります。

 出願等に参考にしていただければ幸いです。

注意:出願期間をもう一度確認して、無理のない日程での出願を心掛けてください。)

 

2022年12月

12月12日(月)

 一粒万倍日、大安

12月18日(日)

 大安

12月24日(土)

 一粒万倍日、先勝、天恩日、大明日

12月25日(日)

 一粒万倍日、友引、天恩日

 

2023年1月

1月6日(金)

 一粒万倍日、友引、天赦日

 年に数回しかない最強の吉日である天赦日です。気にする方はこの日に出願を狙ってはいかがでしょうか。

1月9日(月・祝)

 一粒万倍日、大安、天恩日

1月12日(水)

 友引、大明日、母倉日(母が子を育てるように天が人を慈しむ日)

1月15日(日)

 大安、大明日

 関西では2日目の入試が行われる日です。また1日目の合格発表がある日でもあります。

 受験生全員に吉日とはならないでしょうが、良い日になることを願いますね。

1月18日(水)

 一粒万倍日、友引

1月26日(木)

 大安、大明日

1月29日(日)

 友引、大明日

 

「縁起がいい日」関連グッズ

 縁起がいい日を調べていると、縁起がいい日が分かる手帳やカレンダーも発売されていました。

 興味がある方は下のリンクから見てみてはいかがでしょうか。

 

 

 

最後に

 私は基本的に占いなどは信じていません。
 今回記事にした六曜や縁起がいい日も、自分のことであれば全く気にしなかったと思います。
 ただ、親の立場で子供にできることは限られることもあり、可能な範囲で縁起が良い日を調べて出願しました。
 
 当然ですが、縁起がいい日よりは努力の方が重要だと思います。
 縁起がいい日だけでなく(それ以上に)しっかりとした志望校対策をして、後悔無いよう本番に臨みたいものですね。
 
 この記事の公開日から(関西の)入試まで残り34日。
 この記事をご覧の受験生や保護者の方も良い結果が得られますよう願っています。
 お互い頑張りましょう。