当ブログはパパ塾で挑んだ中学入試の経験や、中学入試問題の解説などを綴っています。
中学入試を終えても次の目標(多くの場合は大学受験)に向けてスタートラインに立ったに過ぎません。
では中学入学が決まってから入学までの今の期間、何をするべきなのでしょうか?
今までできなかった遊びや家族旅行など、やりたい事は色々とあると思います。
ただ今回紹介したいのは中学の勉強対策、所謂予習です。
今まで通っていた塾で、中学入学後の対策(予習)をしてくれる塾もあるようです。
(中学入学後対策講座みたいな感じ?)
ただ、我が家は塾に通っていなかったため、そのような対策授業を受けることができません。
そこで、我が家の中学入学後対策の考え方を紹介しようと思います。
中学入学後対策
そもそも中学入学後の対策は必要なのでしょうか?
学校に入ってから、学校の勉強をしっかりやるだけではだめなのでしょうか?
結論から言うと、入学前の対策は必須ではありません。
しかし、中高一貫校において入学後すぐの成績は結構大事だと考えています。
入学後すぐの成績はそれ以後も大きく変わらない人が多い(最初の成績が悪いと、成績を上げにくい)ような気がするのです。
(当然ですが絶対ではありません。途中から頑張って成績を上げる人、逆にどんどん成績が下がる人というのも居ます)
このため、我が家では現在も(中学受験前と同じく)パパ塾を行っています。
しかしながら、今後もずっとパパ塾をするつもりはありません。
大学受験は親の手を借りずにやって欲しい(というよりもやるだろう)と思っているので……。
そう考えると、もしかしたら最後かもしれないパパ塾です。
少し感慨深いですね。
ちなみに、前回記事でも書いた通り、塾は考えませんでしたが通信教育は検討しました。
検討した通信教育も併せて紹介します。
(前回記事はこちら↓)
対策するべき教科は?
中学入学前の勉強として何をするべきでしょうか?
中学入試をしていない場合、中学入学前にもう一度小学校の範囲の勉強をやり直すという選択肢も考えられます。
ただ、入試を経験している場合、十分勉強してきたはずなのでもう一度入学前に復習させることで得られる効果は薄いように思われます。
では、何をするべきか?
結論から言うと、数学と英語に関しては予習した方が良いと考えています。
数学は、小学校で学ぶ算数と異なり文字を使った計算を多用します。
他にも負の数といった概念や、方程式を使う点でも算数とは異なります。
また、小学校では英語の文法はほとんど習わず、単語のスペルもあまり覚えません。
つまり数学と英語は小学校の内容と大きく異なるため、入学前に対策することは利点が多いと考えるのです。
(数学と英語で実際どのような予習をしているのかは、次回・次々回に解説する予定です)
逆に、今までの勉強の延長・発展である国語や理科、社会は中学に入学後にしっかり勉強すれば(比較的)対応しやすいと思います。
このため、これらの教科は(我が家では)予習していません。
ただし、余裕があれば予習して損はありません。
特に比較的まとまった時間が取れる中学入学前に、読書するのも国語(現代文)対策としておすすめです。
我が家の次男は中学から読書の課題が出ていたこともあり、池井戸潤や東野圭吾など有名どころの小説を読んでいました。
(以下は中学生にも読みやすいと次男におすすめしたものです。実際はこのうち2冊ほどを読んだようです)
通信教育の検討
中高一貫校では、中学校の三年間は比較的余裕があるため好きなこと(部活動など)に打ち込む生徒も多いように思います。
我が家でも、充実した学生生活を送る意味でも、少なくとも中学の間は部活動などの好きなことをやって欲しいと考えています。
本当に優秀な人は、切り替えが上手です。
そういった切り替えの訓練のためにも、部活と勉強の両立は役立つのではと期待しています。
……長々と書きましたが、クラブ活動などと並行して勉強を進める必要があります。
それには通信教育がおすすめです。
もちろん、通信教育など利用せず学校の勉強を自分一人でできるのであればベストなのですが……。
実際に我が家で検討した通信教育を紹介します。
Z会
通信教育といえばZ会といっても過言ではないくらい、定番中の定番だと思います。
難関大学の合格実績は素晴らしく、2022年度の実績で東京大学1238名、医学部医学科1417名もの合格者を輩出されています。
そんなZ会には中高一貫コースというものがあり、英語・数学・国語の3教科が基本となっています。
1教科から始めることも可能なので苦手教科のみ受講ということも可能です。
また、中学生タブレットコースで理科や社会を学ぶこともできます。
受講料(月額)は英数国3教科セットで、中学校1年 8265円、中学校2,3年 8649円、1教科であれば中学校1年 3255円、中学校2,3年 3383円と塾に比べかなりリーズナブル。
実績、内容、料金ともに申し分ないのですが、比較的難易度が高いのがメリットでもありデメリットでもあると言えます。
ついて行くのは努力を必要としそうですが、戻り学習も容易なため勉強すれば力になるのは間違いなさそうです。
先取り学習も容易なため、余裕があるときにどんどん先に進むのも手ですね。
進研ゼミ
Z会と並んで通信教育大手の進研ゼミ。
進研ゼミでも中高一貫校対策講座が受講できます。
進研ゼミの特徴は何といっても教科数。
基本料金で副教科まで併せた9教科に対応しており、テスト前には対策教材が届くため部活動などで忙しい中学生にぴったり。
受講費(月額)は12か月一括払いの場合、中学1~3年 9410円。
(今なら中学1年4月号を申し込むことでお得な割引も。4月9日まで)
9教科の料金と考えるとリーズナブルです。
中高一貫校で多く採用されている、高難易度な教科書「プログレス21」や「体系数学」にも対応。
コースもスタンダードとハイレベルに分かれており、勉強の進度・理解度に合わせて個別カリキュラムを受講できます。
スタディサプリ
中高一貫コースがあるわけではありませんが、通信教育としてはスタディサプリもおすすめです。
スタディサプリは小学校3年から高校3年までの授業内容が見放題なので、分からないことが出てきた時に戻り学習や、先取り学習しやすくなっています。
映像授業もレベルが高くて、難関校志望者であっても十分価値があると思います。
何より安いのが魅力です。
私立の学費は高いので、塾などの費用は少しでも安く抑えたいのが本音。
その点、スタディサプリは月額2178円(年額21780円)とリーズナブルなのが魅力。
14日間無料体験もできるため、試してみるのも良いかもしれません。
(2023年4月28日までに新規入会すると、クレジットカード決済で月額1490円(年額14900円というキャンペーン中。しばしばこのようなお得なキャンペーンをされているため、キャンペーン期間に入会するのがお得です)
最後に
実は当初各教科ごとの入学前対策(予習内容)も書いました。
そうすると内容が膨大になりすぎたため、内容を分割しました。
一回の記事にまとめた方が良いという考えもあるかも知れませんが、それらの内容は次回に持ち越します。
一つの記事にたくさんのテーマを詰め込み過ぎると読みにくい、探しにくい、検索にかかりにくいという問題が出てきそうなので。
今までの記事もリライトしている中で分割しようかと悩むことがあります。
今後、過去記事も予告なく分割していくことがあるかもしれません。
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