パパ塾で受験

親子で挑んだ中学受験体験記と小中高生の勉強解説

6年春からの勉強計画 国語・理科編

(2023/2/27 リライトしました)

 

 我が家では小学5年生の春から家庭学習(パパ塾)で中学受験を目指していました。

 

 ただ、過去記事に書いた通り本格的に志望校を決め、勉強のモチベーションが上がったのは6年生春になってからです。

kishi-john.hatenablog.com

 

 それまでは私自身本当に受験するつもりなのか半信半疑でした。

 ただ、本気で受験を目指すことになったことで、6年春から受験に向けて計画を立てる必要が出てきました。

 

 今回は、国語と理科の計画をどのように立てたかを中心に記載します。

 

理科、国語の勉強計画

 

 前回記事で全体的な(おおまかな)学習計画および算数の計画をどのように立てたか記載しました。

(詳しくは過去記事をご覧ください)

kishi-john.hatenablog.com

 

 前回は算数について書いたので、今回は理科と国語に関して書いていきます。

 

理科の勉強計画

 理科は範囲が多すぎて、一通り終わるのが9月までずれ込みました。

 大学入試でいうところの物理、化学、生物、地学全部やらないといけないですからね……。

 今、これを書いている時点(9月下旬)でも非常に焦っています。

 

 二周目を全範囲やりたかったのですがかなり厳しい状況です。

 9月でやっと一通り終わった、という状況なので。

 

 過去問を見てみると、BもCも万遍無く広い範囲から出題している印象です。

 このため、9月から10月で重要項目や苦手範囲に絞った復習をするつもりです。

 

 使うテキストは、塾のテキストに加えて「塾技100」と「でる順過去問 理科」も使用します。

 

 

 

 「塾技」は、

  • 塾で教えてくれるようなポイントを端的にまとめてくれている点
  • 単純に参考書としても使いやすい点
  • 取りあげている単元の入試問題レベルの例題を挙げてくれている点

 などで使いやすいかなと思います。

 

 また、問題演習に関しては、「でる順 理科」で入試問題レベルの問題演習にも慣れていこうかと……。

 実際やってみたのですが、一つの単元だけでもやるべき範囲や問題の量が多すぎますよね。

 

 これ、9月から10月で苦手範囲・重要(よく出る)範囲だけでも終わらせられるか不安です。

 理科に関しては、今の時点から過去問も併せてやる方が良さそうかな?

 多分試行錯誤しながらやっていくことになりそうです。

 

(入試後追記)

 実際のところ理科全範囲の2周目はできませんでした。

 10月に入ってすぐくらいから過去問を始めました。

 

 過去問で頻出の分野から重点的に時間を割くようにして、あまり出ていない範囲はほぼ捨てました。

(時間に余裕があればおすすめはしません)

 

 過去問で聞かれたことがあることは完璧に押さえることを目標に過去問は何周もしました。

 他の受験生も過去問はしっかりやっているだろうし、過去問で出たことで差を付けられてはいけないと考えたので。

 

 実際、過去問と全く同じ問題は出ません。

 ただ、同じような分野で複数回出題していることはあったため、過去問をやり込む意味は大きかったと思います。

 

 参考書や問題集は過去問の補助として使用しました。

 過去問1周目のときは、問題を解くための参考に。

 2周目以降は、聞かれそうなことを予測しながら問題集で類題を探す、といった感じです。

 

国語の勉強計画

 国語に関してですが、語句の問題(漢字とことわざ・慣用句・四字熟語)と文章問題で考え方を分ける必要があります。 

 

 具体的には、漢字とことわざ・慣用句・四字熟語は塾のテキストを使いながら、適宜内容に関してテストをすることで覚えていくようにしています。

 我が家では塾のテキストを使用しましたが、「でる順過去問 ことわざ・語句・文法」、「でる順過去問 漢字」も非常にお勧めです。

 

 

 長文に関しては、「国語の読解力をぐんと伸ばす」(説明文編、物語文編)で線引きしながら読解する練習を行い、塾のテキストで文章問題の数もこなすという方針にしています。

 

(受験後追記)

 塾のテキストで文章問題を解くほどの時間が無かったため、「国語の読解力をぐんと伸ばす」を終わらせた後は過去問を解いていくようにしました。

 入試問題の文章の長さに慣れ、時間配分を身につける意味でも国語は早めから過去問を始めても良いかもしれないと感じました。

 

 

 

 ただ、受験を考えているAという学校は、かなりの長文記述問題が毎年出ています。

 これは対策が必須だな、と考え、「中学受験国語 記述問題の徹底攻略 発展編」を買いました。

 これは、長文問題の中でも特に点差がつきやすい記述問題の解法に関して詳しく解説されているテキストです。

 

 記述問題の解法に関するテクニックが多数記載されていますが、文章の捉え方を本質的に解説されているため単なるテクニック本に留まらない内容の濃い一冊です。

 特に家庭学習などで親が国語を説明する際には必読だと思います。

 

 我が家では子どもにも読んでもらいました。

 ドラえもんをテーマに文章が作られているため、子どもにも取っつきやすい内容になっているようです。

 

 

最後に

 今後のおおまかな予定としては、10月下旬にAのプレテストがあるため、10月初旬からプレテストまでの間にAの過去問をやっていこうと思っています。

 Aは算数・国語の二科目のため、3週間弱で過去問をやっていこうと計画しているのですが、間に合うか不安……。

 

 Aのプレテストが終わると12月初旬にBのプレテストがあるため、Bの過去問をメインでやろうと考えています。

 Bは四科目なので1か月強は過去問をやる期間が必要なのではないかと思うのですが、実際はどうでしょうか。

 

 Bのプレテストが終わると、残りの一か月強は第一志望のCの過去問を進めるつもりです。

 

 ……一応の予定は立ててみたのですが、実際はなかなかうまく行かないこともあって難しいですよね。

 

 パパ塾で教えているとあれもやりたい、これもやりたいとなってしまって、どれも中途半端になってしまうんじゃないか、という心配があります。

 中途半端にならないように、ちゃんと復習しながら一個一個をものにできるように進めていきたいですね。

 

 とりあえずはこんな感じで受験に向かおうと思います。

 

(受験後追記)

 実際は10月以降、第一志望のCの過去問に一番時間をかけました。

 Bの過去問はBのプレテスト前に2週間程度、Aに至ってはプレテスト前に1週間弱程度しか過去問をやりませんでした。

(分野別過去問では算数と理科は一通りやりましたが)

 

 第一志望の過去問を10年分解くことで、一通り全範囲の復習も兼ねることができたのかなと思います。